Gmailの設定をする

1.[メール転送とPOP/IMAP]を表示する

[メール転送とPOP/IMAP]をクリック        ,[設定]を表示しておく

2.IMAPアクセスを有効にする

1[IMAPを有効にする]をクリック      ,2[変更を保存]をクリック,IMAPアクセスが有効になった,[メール転送とPOP/IMAP]が表示された

メールソフトの設定をする

1.[インターネットアカウント]を表示する

1[ツール]をクリック  ,Windowsメールを起動しておく,ここではWindowsメールでGmailを使う,2[アカウント]をクリック

2.メールアカウントを追加する

[インターネットアカウント]が表示された          ,[追加]をクリック

3.メールアカウントの種類を選択する

1[電子メールアカウント]をクリック         ,2[次へ]をクリック,[アカウントの種類の選択]が表示された

4.差出人名を入力する

1 表示名(差出人名)を入力,2[次へ]をクリック,[名前]が表示された

5.メールアドレスを入力する

1 Gmailのメールアドレスを入力,2[次へ]をクリック  ,[インターネット電子メールアドレス]が表示された

6.メールサーバーを入力する

1[▼]をクリックして[IMAP]を選択  ,3「smtp.gmail.com」と入力    ,4[送信サーバーは認証が必要]をチェック    ,5[次へ]をクリック,2「imap.gmail.com」と入力    ,[電子メールサーバーのセットアップ]が表示された

7.ユーザー名とパスワードを入力する

1 Gmailのユーザー名を入力    ,3 自分以外の人も使うパソコンでは[パスワードを保存する]のチェックをはずす,4[次へ]をクリック,2 Gmailのパスワードを入力      ,[インターネットメールログオン]が表示された

8.メールアカウントの追加を完了する

1[今は電子メールとフォルダをダウンロードしない]をチェック,2[完了]をクリック  ,[設定完了]が表示された

9.メールアカウントのプロパティを表示する

1 Gmailのメールアカウントをクリック,2[プロパティ]をクリック    ,[インターネットアカウント]に戻った

10.[詳細設定]を表示する

[imap.gmail.comプロパティ]が表示された    ,[詳細設定]をクリック

11.メールサーバーの詳細設定を変更する

1[送信メール(SMTP)]の[このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要]をチェック,2[送信メール(SMTP)]のポート番号に「465」と入力,3[受信メール(IMAP)]のポート番号に「993」と入力,4[受信メール(IMAP)]の[このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要]をチェック,5[OK]をクリック,6[インターネットアカウント]に戻ったら[閉じる]をクリック

12.Gmailからメールをダウンロードする

[はい]をクリック,[追加されたメールサーバーからフォルダをダウンロードしますか?]が表示された

13.Gmailにログインする

1 ユーザー名とパスワードを入力,2[OK]をクリック,手順7で[パスワードを保存する]をチェックした場合、この画面は表示されない,[imap.gmail.comにログオン]が表示された,[資格情報を記憶する]はチェックしないでおく

14.追加したメールアカウントのフォルダを表示する

[IMAPフォルダの表示/ 非表示]が表示された,[OK] をクリック

15.Gmailの[受信トレイ]を表示する

Gmailの[受信トレイ]をクリック,Windowsメールのメインの画面でGmailのフォルダの一覧が表示された

16.ダウンロードされたメールを確認する

Gmailのラベルは、メールソフトではフォルダとして表示される,Gmailの[受信トレイ]にあるメールの一覧が表示された

メールソフトで送受信できるか確認する

1.Gmailに届いたメールを受信する

1[送受信]の[▼]をクリック      ,2[imap.gmail.com]をクリック

メールチェックが開始された,画面のような警告が表示される場合があるが、正常にメールが受信されるのであれば無視してもよい

2.Gmailのメールアドレスでメールを送信する

1[メールの作成]をクリック,ここでは自分のGmail宛にテストメールを送信する,メールの作成画面が表示された

3 Gmailのメールアドレスを入力,4 件名とメールの本文を入力  ,5[送信]をクリック  ,6[imap.gmail.com にログオン]が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力して[OK]をクリック,2[差出人]がGmailのメールアドレスになっていることを確認

3.送信されたメールを確認する

1 Windowsメールの[受信トレイ]を確認,テストメールが受信されている

テストメールが受信されている,2 Gmailの[受信トレイ]を確認,[送信済みメール]にも同じメールが保存される

[ヒント]「POP」「IMAP」とは

「POP」「IMAP」とはメールの通信規格のことですが、それぞれ仕組みが異なります。POPでは、メールサーバーからメールをいったんパソコン内にダウンロードし、メールソフト上で未読・既読状態を管理します。一方IMAPでは、メールサーバーにあるメールに直接アクセスするので、メールソフトでメールを既読にすると、その状態がメールサーバーにも反映されます。複数のパソコンやモバイル端末でメールを確認する場合はIMAPが向いているといわれ、一般的にもなってきています。

[ヒント]POPにすればバックアップにもなる

IMAPでのメールの確認は、メールサーバーにアクセスしながら行うことが前提となります。したがって、Gmailになんらかの障害が起こったときに備えてメールのバックアップをとっておきたい場合は、POPが適しています。「Gmailの設定をする」の手順2の画面で[POPダウンロード]の[すべてのメールでPOPを有効にする]をクリックし、[Gmailのコピーを受信トレイに残す]が選択されていることを確認して[変更を保存]をクリックすれば、POPアクセスが有効になります。最近のメールソフトではIMAPをオフラインでも利用できるようになってきていますが、いずれにしても、常にバックアップを意識した利用を心がけたいものです。

[ヒント]Windowsメール以外のメールソフトでもIMAPアクセスを利用できる

Outlook Express、Outlook、Thunderbirdなど、現在のメールソフトのほとんどがIMAPアクセスに対応しています。また、iPhoneなどのスマートフォンに搭載されたメールソフトでも、多くの場合IMAPアクセスが可能です。なお、対応するメールソフトの設定手順は、Gmailのヘルプページを参照してください。

▼メールソフトのIMAP設定手順(Gmail ヘルプ)
http://mail.google.com/support/bin/topic.py?hl=jp&topic=12913

[ヒント]Gmailでラベルを作成するとメールソフトではフォルダが作成される

Gmail上のラベルは、メールソフトではフォルダとして再現されます。そのほか、Gmailでスターを付けたメールには、メールソフトでフラグが設定され、Gmailの[受信トレイ]でアーカイブしたメールは、メールソフトで[Gmail]フォルダ内の[すべてのメール]フォルダに移動します。このようにGmailとメールソフトの連動性は高く、複数の端末でメールを扱う場合はメリットを感じるはずです。ただし、Gmail上でラベル名を変更すると、メールソフト上でエラーが起こるので、ラベル名は変更しないようにしましょう。以下は、Gmailでのメールの操作と、メールソフトでのメールの操作の違いです。

●IMAPアクセスにおけるGmailとメールソフトの操作の違い

Gmailでのメールの操作 メールソフトでのメールの操作
既読にする 既読にする
スターを付ける フラグを設定する
ラベルを作成する フォルダを作成する
ラベルを付ける フォルダに移動する
ラベルを削除する フォルダを削除する
アーカイブする [[Gmail]/ すべてのメール]フォルダに移動する
迷惑メールとして報告する [[Gmail]/ 迷惑メール]フォルダに移動する
[ゴミ箱]に移動する [[Gmail]/ ゴミ箱]フォルダに移動する

[ヒント]モバイル利用で効果を発揮するIMAPアクセス

筆者は、iPhoneに搭載されているメールソフトをIMAPアクセスで利用してGmailを読んでいます。iPhoneのメールソフトでは、インターネットに接続されていなくてもダウンロードしたメールを読んだり、メールを新規作成できるので、モバイルでのGmailの扱いがとても効率的になりました。便利なIMAPですが、メールサーバーがIMAPに対応していることが前提となります。また、セキュリティポリシー上、会社のメールサーバーには外部からのアクセスが認められていないケースもありますので、事前に確認してください。