OpenTypeフォントの機能の有効・無効を指定する

font-feature-settings

{ font-feature-settings フォント・フューチャー・セッティングス : 機能 有効・無効; }

font-feature-settingsプロパティは、OpenTypeフォントの機能の有効・無効を指定します。OpenTypeフォントの機能(featureタグ)を指定することで、さまざまな表現が可能です。

初期値 normal
継承 あり
適用される要素 すべての要素
モジュール CSS Fonts Module Level 3

値の指定方法

機能

normal OpenTypeフォントの機能を利用しません。
タグ OpenTypeフォントのfeatureタグを引用符(")で囲んで指定します。複数のタグはカンマ(,)で区切って指定可能です。利用できるfeatureタグはフォントによって異なりますが、日本語のフォントであれば、異体字や半角文字、特殊記号などを表示できます。featureタグは、「OpenType Layout tag registry」などで確認できます。

有効・無効

機能の値がタグの場合、続けて半角スペースで区切って記述します。

1 機能を有効にします。この値は省略しても問題ありません。
0 機能を無効にします。

サンプルコード

以下の例では「hwid」タグを指定して、漢字以外の文字をすべて半角に指定しています。

.text {
  font-family: "メイリオ", "Meiryo";
  font-feature-settings: "hwid";
  -webkit-font-feature-settings: "hwid";
}