スマートプレイリストを作成して曲を追加する

1.スマートプレイリストを作成する

1[ファイル]‐[新規スマートプレイリスト]をクリック  ,iTunesを起動しておく,ここでは、iTunesやiPod touchで最後まで再生したことのない曲のみを集めたプレイリストを作成する

2 ここをクリックして[再生回数]を選択  ,3「0」と入力,4 ここをクリックして[である]を選択  ,5[OK]をクリック,[スマートプレイリスト]が表示された

2.作成したスマートプレイリストに名前を付ける

iTunesやiPod touchで最後まで再生したことのない曲が自動的に追加された,スマートプレイリストが作成された    ,作成したスマートプレイリストの名前を入力して[Enter]キーを押す

作成したスマートプレイリストを同期する

1.スマートプレイリストを同期する

1 iPod touchをパソコンに接続,2[iPod touch]をクリック  ,3[ミュージック]をクリック      ,4[選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル]が選択されていることを確認,5 作成したスマートプレイリストをチェック    ,6[適用]をクリック  ,同期が完了したらiPod touchとパソコンの接続を解除してもよい,選択したスマートプレイリストの曲がiPod touchと同期される

[ヒント]プレイリストとスマートプレイリストをうまく使いわけよう

iPod touchで再生できるプレイリストには、「プレイリスト」と「スマートプレイリスト」の2種類あります。どちらを使うべきでしょうか? プレイリストは、リストに追加する曲や順番を思い通りに管理できます。お気に入りの曲とそうでない曲を1つ1つ選んで、リストに追加するかどうかの選択ができるのです。しかし自由度が高い分、手間もかかります。新しい曲を取り込んだ場合はいちいちリストを更新する必要があるうえに、追加漏れを自動でチェックすることもできません。これに対してスマートプレイリストは、条件を指定すればリストを自動で作成できます。たとえば「1950年代に発表されたジャズ」や「ビートルズの曲で20回以上聴いたもの」といった指定ができます。条件に合う曲が追加されると、自動でリストに反映される点も便利です。ただし、気に入らない曲を削除するといったカスタマイズはできません。このように、プレイリストとスマートプレイリストにはどちらにも一長一短があります。

[ヒント]スマートプレイリストは自動的に更新される

スマートプレイリストは一度作成すると、放っておいても自動で内容が更新されます。このレッスンの例で言うと、再生回数が1回以上になった曲はリストから自動的にはずされ、再生回数が0回の曲だけが常に残ります。このように自動的に内容が更新されるのがスマートプレイリストの便利な点です。

[ヒント]最初から用意されているスマートプレイリストも試してみよう

iTunesには「90年代ミュージック」「トップ25」など7種類のスマートプレイリストが最初から用意されています。スマートプレイリストがどのように動作するかを知るには、これらのリストを表示して、リストの内容を確認してみるとよいでしょう。

[ヒント]複雑な条件で曲を絞り込むには

スマートプレイリストでは条件を組み合わせることで、複雑な指定が行えます。条件を追加するには、「スマートプレイリストを作成して曲を追加する」の手順1の[スマートプレイリスト]の画面で[+]をクリックします。また[+]の右にある「...」をクリックすると、[すべての]条件に一致するか、[いずれかの]条件に一致するかなど、複雑な条件で曲を絞り込めます。

[...]をクリックすると、「すべての」条件が一致するか、「いずれかの」条件が一致す  るかで絞り込める,[+]をクリックするとスマートプレイリストの条件を追加できる

[ヒント]スマートプレイリストを使って、隠れた曲を発見したりオリジナルの音楽ランキングを作成できる

隠れている曲を探したいときは、「スマートプレイリストを作成して曲を追加する」の手順1を参考に[最後に再生した日が][(半年前の日付)][より前]と設定すると、半年以上再生されたことのない曲のスマートプレイリストが作成されます。新しいCDを買わなくても、自分のライブラリの中で発見があるかもしれません。また、最初から用意されているスマートプレイリストをカスタマイズしてもよいでしょう。[トップ25]を右クリックして[スマートプレイリストを編集]を選択し、[上限]を50に変更すれば、オリジナルのトップ50リストが作成できます。