Dropboxでは利用できる容量（［Dropbox］フォルダ内に保存できるファイルの容量）が決まっていて、無料で使えるのは2GBまでです。写真や動画を扱うことが多い人は少ないと感じるかもしれませんが、テキストファイルやOffice文書などの保存が中心であれば、十分な容量です。僕も、プログラムのコードやブログ用の画像データなどを中心に利用していたので、最近までは2GBだけでした。容量を超えると新しくファイルを保存できなくなり、［Dropboxがいっぱいです］と表示され、有料アカウントへのアップグレードが案内されます。大きな容量を利用したい場合には、有料アカウントへのアップグレードのほか、無料のままでも友達を紹介するなどして容量を増やすことができます。

［Dropbox］フォルダ内のファイルやフォルダには、アイコンの左下にマークが表示されます。このマークは同期の状態を表し、同期中は青い矢印、同期済みの状態では緑のチェックマーク、何らかの原因で同期に失敗した場合は、赤のバツ印が表示されます。また、オフラインではこれらのマークが表示されなくなり、普通のフォルダと同じアイコンの表示になります。外出時に家のパソコンから持ち出し用のノートパソコンに移したいファイルがあるときは、家のパソコンの［Dropbox］フォルダにコピーして、他の荷物の準備をしている間ノートパソコンを起動した状態にしておけば、自動的に同期が行われます。こうしためんどうのなさが、Dropboxのいいところです。