疑問を解決!

ユーザーアカウントを追加すれば、ユーザーごとに専用のホームフォルダを利用できるようになります。ホームフォルダはほかのユーザーからは見えないので、お互いのプライバシーを確保できます。アカウントには[管理者][通常][ペアレンタルコントロールで管理][共有のみ][グループ]の5種類があり、[管理者]以外のアカウントではアプリケーションのインストールなどが行えません(管理者アカウントのパスワードが必要)。通常の利用では、主にMacを使う人が[管理者]、家族などは[通常]にしておくとよいでしょう。[ペアレンタルコントロールで管理]は使用できるアプリケーションなどを制限できるので、子ども用のアカウントに適しています。[共有のみ]と[グループ]はファイル共有を行うためのアカウントで、ホームフォルダは作成されません。

1 鍵のアイコンをクリック,[システム環境設定]-[アカウント]を表示しておく

2 管理者アカウントのパスワードを入力,3 [OK]をクリック,パスワードの確認画面が表示された

4 [+]をクリック,5 [ 新規アカウント]でアカウントの種類を選択,6 アカウントの名前とユーザー名を入力,7 パスワードと確認用のパスワードを入力,8 [アカウントを作成]をクリック,新規アカウントの作成画面が表示された

9 [自動ログインを“切”にする]をクリック,レッスン28の設定を行っている場合は、この画面は表示されない,新しいユーザーが作成された,次回起動時または現在のアカウントからログアウトすると新しいユーザーでログインできる,[自動ログインは“入”になっています。“切”にしますか?]と表示された

[ヒント][ゲストアカウント]とは?

標準では無効になっていますが、[ゲストアカウント]をクリックして[ゲストにこのコンピュータへのログインを許可]をチェックすると、パスワードを持たないユーザーもMacにログインできるようになります。ただ、ログアウトするたびにホームフォルダがリセットされるため、ファイルを保存する用途には向きません。友人に一時的に使ってもらったり、子ども用に活用したりするとよいでしょう。