ハードディスクを暗号化するには

紛失したり盗難に遭ったパソコンのデータは、第三者が簡単に読み取れます。WindowsにはBitLockerと呼ばれる強力なドライブ暗号化の機能が組み込まれています。BitLockerでハードディスクを暗号化しておけば、たとえパソコンが盗難に遭ったとしても第三者にハードディスク内の重要な情報を盗まれる危険性を低くできます。ハードディスクを暗号化するには、エクスプローラーで[PC]を開いて、暗号化したいハードディスクを右クリックしてから[BitLockerを有効にする]をクリックします。なお、BitLockerを利用するにはWindows 8.1 Proまたは8.1 Enterpriseが必要です。

HINTBitLockerを有効にできないときは

パソコンがTPM(Trusted Platform Module)に対応していないときはBitLockerを有効にできません。TPM非搭載のパソコンでBitLockerを有効にするには、グループポリシーの[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[Windowsコンポーネント]-[BitLocker暗号化]-[オペレーティングシステムのドライブ]の[スタートアップ時に追加の認証を要求する]を[有効]に設定する必要があります。なお、グループポリシーを編集するには、[スタート]ボタンを右クリックして[ファイル名を指定して実行]をクリックしてから「gpedit.msc」と入力します。