タップ1つで"ご自愛"の作法。iPhoneの「ジャーナル」アプリを生かしたセルフケア術
iPhoneの標準アプリの1つである「
ジャーナル
」。ごく簡単に表現すると日記アプリですが、日々のアクティビティをさまざまな形式で記録できるアプリです。見当たらない場合は
App Store
から再度インストールしてください。
ホーム画面から「ジャーナル」アプリを起動します。
[+]ボタンをタップします。ここまでは3つの方法で共通です。
[
新規エントリー
]をタップします。
タイトルや本文を入力します。特定のテーマや提案なしに、ジャーナルを白紙の状態から自由に記録できる、最もシンプルな方法です。
文字以外のデータは、上記画面の①~⑤のボタンから入力できます。①[スマートな提案]は、[最近]をタップしてから最近のワークアウト、写真、再生したメディアなどから選択できます。②[写真]はライブラリから写真やビデオを追加、③[カメラ]は新しい写真やビデオを撮影します。④[オーディオ]は音声を録音して追加、⑤[場所]は地図の場所を追加できます。
新規作成画面の[
モーメントを選択して書く
]には、行った場所や聞いた音楽などがモーメントとして提案されています。いずれかをタップしましょう。ここでは場所を選択しました。
行った場所に関する情報を記録します。モーメントは、提案されたあなたの行動履歴や撮影した写真、再生したメディアやワークアウトなどをテーマを選んで書く方法で、何を書けばいいか迷っている場合や、新しい視点でジャーナルを書きたい場合に役立ちます。
モーメントには「
休みの日にするのが好きなことについて書いてみましょう
」「
5年後の自分に向けてメッセージを書いてください
」といった振り返りのテーマも表示されています。これらをタップしてみましょう。
タイトルや本文を入力します。振り返りはテーマに沿って書くことで自分自身を深く見つめ直し、心の成長をサポートするのに効果的です。
エントリーの入力画面で、キーボード上の右端にある木のようなアイコンをタップします。
[非常に不快][非常に快適]のスライダーをドラッグし、今現在どのように感じているかを選択します。
選択した気分のレベルにあわせて、感情を表す語句が表示されます。関連する感情をタップして、現在の心の状態を掘り下げましょう。
エントリーの一覧画面で、上部にある[
今年のエントリー数
]などをタップします。
詳細情報が表示され、過去のジャーナリング活動が視覚的に表示されます。
新しくウィジェットが追加され、エントリーの追加がホーム画面から簡単にできるようになりました。日常の中で思いついたことをすぐに書き留め、あとで振り返ることも簡単にできます。
ジャーナルには生体認証によるロック機能があり、他人からは見えないように保護されています。また、ジャーナルは気軽に書き込めますが、SNSとは違い内容がネット上に公開されることはありません。他人の目を気にせず、鍵付きの日記帳のように思いを自由に書き留められるのが魅力です。安全な環境で素直な気持ちを表現することで、精神的な安定と落ち着きを得られ、日々のストレスや不安の軽減にもつながります。
iOS 18では、ユーザーが設定した時間に記入を促すリマインダー機能が追加されました。毎日など、定期的に記録する習慣を身につけやすくなります。
リマインダーを設定するには、ジャーナルを起動して右上の[…]から[通知]をタップしてください。
[通知]画面で、ジャーナルを書く時刻や曜日などを設定します。
エントリーの入力画面で、①波形のアイコンをタップします。続いて②録音ボタンをタップしましょう。
音声が録音が開始されます。
エントリーに音声データが記録されました。
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