通信できない環境でもApple Musicを楽しめる

Apple Musicで提供されている曲は、通常「ストリーミング」という方式で再生されます。インターネットと通信しながら曲を再生するため、常に4G/3G接続(モバイルデータ通信)やWi-Fi接続が必要になり、それらが利用できない環境では曲を聴くことができません。

そのような問題の解決策として、Apple Musicには曲をダウンロードしてiPhoneに保存しておく機能が用意されています。Wi-Fi接続時にダウンロードしておけば、4G/3G接続の通信量の節約にも役立ちます。繰り返し聴きたい曲はiPhoneに保存してから再生するようにしましょう。

1アルバムのダウンロードを開始する

アルバムのダウンロードを開始する

[ミュージック]アプリを起動します。ここでは[For You]で見つけたアルバムをオフラインでも再生できるようにします。アルバムの画面を表示し、[...]をタップします。

アルバムのダウンロードを開始する

表示されたメニューで[オフラインで再生可能にする]をタップします。

2ダウンロード状況を確認する

ダウンロード状況を確認する

アルバムのダウンロードが開始されます。ダウンロード状況を確認するため、いったん[戻る]をタップします。

ダウンロード状況を確認する

画面上部に[○曲をダウンロードしています。]と表示されています。ダウンロードが完了すると、アルバムのすべての曲をオフラインで再生できます。

3ダウンロードしたアルバムを[My Music]で表示する

ダウンロードしたアルバムを[My Music]で表示する

オフラインで再生可能にしたアルバムは、同時にマイミュージックにも追加されます。ここではiPhoneを機内モードに設定して、[My Music]からアルバムを再生します。[My Music]をタップし、ライブラリにあるアルバムをタップしましょう。

4オフラインの状態で再生できた

オフラインの状態で再生できた

オフラインで再生可能なアルバムには、アートワークの右上にiPhoneのアイコンが表示されています。iPhoneを機内モードに設定していても、曲の再生が可能です。

HINTオフラインで再生可能にした曲の容量を確認する

オフラインでも曲を再生できるのは便利ですが、曲がiPhoneに保存される分、空き容量を消費することになります。ダウンロードした曲がどの程度の容量を消費しているかは、[設定]アプリで確認できます。

[設定]を起動して[一般]をタップしたあと、[ストレージとiCloudの使用状況]をタップします。この項目はiOS 9から名称が変更されています(iOS 8では[使用状況])。

[ストレージを管理]をタップし、[ストレージ]画面で[ミュージック]をタップしましょう。

iPhoneに保存されている曲(アーティスト名とアルバム名)と、それらが消費している容量がわかります。

HINTオフラインで再生可能にした曲をiPhoneから削除する

オフラインでの再生が不要になったときや、iPhoneの空き容量が足りなくなってきたときは、ダウンロードした曲をiPhoneから削除しましょう。[ミュージック]または[設定]アプリから行えます。

[ミュージック]では、アルバムの画面を表示して[...]→[ダウンロードを削除]をタップします。

[設定]では、上記のHINTを参考に[一般]→[ストレージとiCloudの使用状況]→[ストレージを管理]→[ミュージック]を表示し、右上の[編集]をタップします。アーティスト名の左側に表示される赤い丸をタップし、[削除]をタップしましょう。

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