このワザで解決!
Webページを閲覧すると、どのWebページを閲覧したかという履歴やインターネット一時ファイル、Cookieなどがハードディスクに保存されます。また、自分の住所や電話番号、特定のWebページを開くためのID、パスワードなどもハードディスクに保存されます。これらの情報を残したくないとき、従来は手動で削除する必要がありました。
「InPrivateブラウズ」を使うと、履歴や個人情報などを残さずにWebページを閲覧できます。保存せずに利用するので、あとから削除し忘れることもありません。インターネットカフェや公共の施設などにある、不特定多数の人が利用するパソコンを使う場合にも、ほかのユーザーに履歴や個人情報を知られないようにできます。
ただし、InPrivateブラウズを使ってWebページを閲覧した場合でも、インターネット上で匿名な存在になるわけではありません。閲覧したWebページ内での行為が、そのWebページを管理するコンピューターに記録されている場合もあります。InPrivateブラウズで可能なのは、同じパソコンを使うユーザーに対して、履歴や個人情報などの漏えいを防ぐことです。