携帯動画変換君の設定をiPod用に変更するには
1.携帯動画変換君を起動する
2.動画を再生したい端末を選択する
3.設定を完了する
動画をiPodで見られる形式に変換するには
1.携帯動画変換君を起動する
2.画質を選択する
3.保存先を選択する
4.動画をiPod用に変換し、iTunesに転送する
5.iTunesに転送されたことを確認する
[ヒント]一度行った設定はその後も記憶される
携帯動画変換君で動画のファイル形式を変更するためには、まず[Setup]で再生したい端末に適した設定を行う必要があります。[Setup]で行った設定はその後も記憶されるため、次に同じファイル形式に変換するときは[Setup]で設定する必要はありません。別の端末用に動画ファイルの形式を変更したい場合は、再度[Setup]で設定を行います。また、新たな設定を行うと以前の設定は置き換えられてしまうので注意しましょう。
[ヒント]携帯電話で動画を見たいときは
NTTドコモの「FOMA」やauの「CDMA 1X WIN」に対応した携帯電話は標準で動画再生機能を内蔵しています。こうした携帯電話でダウンロードした動画を見たい場合、[「変換君」設定ファイルセレクター]で[3GPPファイル]ではじまる設定を選択して変換します。機種ごとに再生できる形式が異なるので、いろいろな設定を試してみるのがおすすめです。画質選択は基本的にQVGA(320×240ピクセル)かQCIF(176×144ピクセル)の2種類です。携帯電話の液晶画面サイズに合わせて最適な方を選択しましょう。
[ヒント]YouTubeの動画をWiiで見ることもできる
YouTubeの動画は話題のゲーム機「Wii」でも見ることができます。WiiでYouTubeを見るにはインターネットに接続した状態で「Wiiショッピングチャンネル」にアクセスし、「インターネットチャンネル」というソフトをダウンロードします。あとはWiiに最適化されたYouTube閲覧サービスの「WiiPoP」や「Rimo」、「gdgd.tv」などにアクセスすれば、Wiiを接続したリビングのテレビでさまざまな人気動画を見ることができます。
●WiiPoP
http://wiipop.org/
●Rimo
http://rimo.tv/
●gdgd.tv
http://gdgd.tv/
[ヒント]ダウンロードした動画をDVDに保存するには
ダウンロードした動画をDVDに保存したい場合は、パソコンで扱うときに最も汎用性の高いMPEG-4形式の動画ファイルに変換し、DVDオーサリングソフトやDVDライティングソフトなどを使って保存します。動画ファイルをMPEG-4形式に変換するには[「変換君」設定ファイルセレクター]で[MP4ファイル,H.264(MPEG4/AVC)PC向け一般設定]を選択します。画質はパソコン向けの最高画質である[VGA高画質 最大30fps]を選択します。
[ヒント]Windows Vistaでドラッグアンドドロップできないときは
携帯動画変換君で変換作業を行う場合、変換したい動画ファイルを携帯動画変換君のウィンドウ内にドラッグアンドドロップする必要があります。ところが環境によってはドラッグアンドドロップができないケースがあります。このような場合、プログラムのセキュリティ設定に原因がある可能性があります。携帯動画変換君を起動するときに[開いているファイル-セキュリティの設定]が表示されたときに[この種類のファイルであれば常に警告する]のチェックをはずして起動すれば、以後ドラッグアンドドロップできるようになります。
[ヒント]ファイル名が正しく表示されていないときは
携帯動画変換君で動画ファイルを変換してiTunesに自動登録する際、まれにファイル名が文字化けすることがあるようです。ファイル名が正しく表示されていないときは、iTunesの画面で文字化けしたファイルを右クリックして[プロパティ]をクリックします。するとその動画ファイルの情報を編集できる画面が表示されるので、[情報]タブで[名前]の文字化けしている部分に正しい名前を入力しましょう。
[ヒント]動画が見られないiPodもある
全世界で圧倒的なシェアを持ち、日本でも人気の高いiPodシリーズですが、動画を再生できるiPodは2005年10月から発売された現行モデル、いわゆる「第5世代」のiPodのみです。それ以前に発売されたiPodは動画を再生することができません。また、iPodには「iPod mini」、「iPod shuffle」、「iPod nano」といったようにさまざまな製品ラインアップがありますが、こちらも動画の再生には対応していません。ただし、YouTubeの音楽関連の動画から音だけ抜き出せば(レッスン13参照)、第4世代以前のiPodやiPod mini、iPod shuffle、iPod nanoなどほかのiPodシリーズでも音だけは楽しむことができます。