携帯動画変換君の設定をPSP用に変更するには
1.携帯動画変換君を起動する
2.動画を再生したい端末を選択する
3.設定を完了する
動画をPSPで見られる形式に変換するには
1.携帯動画変換君を起動する
2.画質を選択する
3.保存先を選択する
4.動画をPSP用に変換する
5.動画が変換されたことを確認する
[ヒント]直接入力ってなに?
携帯動画変換君の[「変換君」設定ファイルセレクター]でPSP向けの設定は[MP4ファイル、PSP向け設定]と[MP4ファイル、PSP向け設定(直接出力)]の2種類があります。PSPはファイル名が特殊な形式になっており、PSPで認識させるためには、その形式に合わせてファイル名を変更しなければいけません。「直接出力」を選ぶとそうした面倒な操作を省くことができます。通常はこちらを選ぶようにしましょう。
[ヒント]動画の画面サイズの縦横比に注意しよう
PSPの液晶の解像度は480×272ピクセルで、ハイビジョンなどと同じ16:9の画面比になっています。YouTubeの動画は画面比が4:3になっているため、QVGA(320×240ピクセル)で変換した動画は液晶画面を丸ごと使って再生されるわけではありません。16:9の画面比で再生されるように動画ファイルを変換するには、画質の設定で「368×208」ではじまる設定を選択します。しかし、元の動画ファイルが4:3で作成されている場合、変換した動画をPSPで再生すると歪んで表示されてしまいます。16:9の画面比でYouTubeに投稿されている動画(映像の上下に黒スペースが入っているもの)ファイルを上記の方法で変換し、PSPで再生した場合は、歪まずにきれいに再生されます。
[ヒント]変換したファイルを転送するには
変換した動画ファイルをPSPに転送するには、メモリースティックDuoを利用します。パソコンに接続したカードリーダーなどにメモリースティックDuoをセットするか、USBケーブルでPSPとパソコンを直接接続し、メモリースティックDuoに動画をコピーします。このとき通常のMPEG-4形式のファイルは[MP_ROOT]フォルダ内にある[100MNV01]に入れます。AVC形式のファイルは[101ANV01]に入れます。
[ヒント]ファームウェアアップで動画機能を強化する
PSPはファームウェアをアップグレードすることで、動画に関するさまざまな機能を強化できます。具体的な強化点は2つ。1つはファームウェアを2.0以降にすることで、MPEG-4 AVC(H.264)形式の動画を再生できるようになります。AVC形式の動画ファイルは通常のMPEG-4形式の動画よりも画質が良く、容量が小さいというメリットがあります。もう1つは、ファームウェア2.80以降にすることで動画のファイル名の制限が緩和されます。2.80以降はメモリースティックのルートに[VIDEO]というフォルダを作り、そこに動画ファイルをコピーすると自動的に動画ファイルを認識し、ファイル名がそのまま表示されます。PSPで動画を見ることが多い人はぜひ最新のファームウェアに更新しておきましょう。