1.バックアップの転送を開始する

1 Windows XP環境をバックアップしたUSBメモリーを接続,2[フォルダ―を開いてファイルを表示]をクリック,[自動再生]が表示された

3[Windows転送ツール‐今までのコンピューターの項目]をダブルクリック,USBメモリー内のファイルが表示された

2.パスワードを入力する

1 レッスン1の手順4で設定したパスワードを入力,2[次へ]をクリック,「Windows転送ツール」が起動した,[転送ファイルの保護に使用したパスワードを入力し、転送を開始します]が表示された

3.バックアップを転送する

1 各ユーザーの[○○MB選択済み]のファイルサイズがバックアップ時と同じであることを確認,2[転送]をクリック,ここではバックアップしたすべてのファイルや設定を転送する,バックアップしたすべての内容が転送される設定になっている,[このコンピューターに転送する内容を選択します]が表示された,[カスタマイズ]をクリックすると転送内容の詳細が確認できる,[共有項目]と[転送ツールファイルサイズ]はバックアップ時よりも少しサイズが小さくなる場合がある

3[閉じる]をクリック,[転送が完了しました]が表示された

4.Windowsを再起動する

Windowsが再起動する,再起動後ログイン画面が表示されるので、レッスン2の手順7で設定したパスワードを入力し、ログインする,[今すぐ再起動する]をクリック,[転送を完了するには、コンピューターを再起動してください]が表示された

[ヒント]バックアップした内容の一部だけを転送するには

手順3で[カスタマイズ]をクリックすると、Windows転送ツールでバックアップするときと同様に、Windows 7環境に転送する内容を選択できます。転送の必要がないユーザーがいる場合には、そのユーザー名の左側にあるチェックをはずします。

[ヒント]Windows XPのサンプルデータは転送されない

Windows XP環境に最初からある「サンプル ピクチャ」、「サンプル ミュージック」のファイルは、Windows XP環境でWindowsで転送ツールを使うとバックアップされますが、Windows 7環境へは転送されません。そのため、Windows XP環境でバックアップしたときから、「共有項目」のファイルサイズが1.6MBほど少なくなる場合があります。これは不具合ではありませんから、そのまま転送を継続してかまいません。

[ヒント]転送が完了するまではWindows Liveメールを起動しない

Outlook Expressのメールや設定内容を転送し、転送完了後にWindows Liveメールをインストールして起動すると、Windows Liveメールが自動的にOutlook Expressの設定を読み取り、設定やメールを引き継いで利用できるようになります。Windows Liveメールがすでにインストール済みの状態で転送を行った場合も、同様です。ただし、転送の前にWindows Liveメールを一度でも起動してしまうと、引き継ぐ設定がない状態で初期設定が行われてしまうため、その後に転送を行っても自動的に設定は引き継がれません。Windows 7環境のWindows LiveメールでOutlook Expressの設定を引き継ぎたい場合には、転送完了前にWindows Liveメールを起動してはいけません。