プロジェクトのプロパティーを設定する

 プログラムの入力が終わったら、今度は、プロジェクトのプロパティーを設定します。これは、できあがったプログラムの名前などを設定しておくものです。ここで設定する「Title」は、BlackBerry上でも表示されます。


手順1:[プロジェクト]メニューから[プロパティー]を開きます。

手順2:[プロパティー]ウィンドウが開きます。左側にある[BlackBerry Project Porperties]を選択します。以下のように入力します。
 Tilte欄 BlackBerry DekiruPlus Sample Application
 Version欄 1.6.6
 Vendor欄 Impress
最後に[OK]ボタンをクリックします。

Eclipseの環境設定 実行用、デバッグ用の構成プロファイルでシミュレータを設定する

 次に、Eclipseの実行構成、デバッグ構成プロファイルで、シミュレータの設定をしておきます。プロファイルは、実行やデバッグのときのEclipseや関連ソフトウェアの設定をまとめたものです。このプロファイルを作成しておくことで、環境を簡単に切り替えることができます。ここでは、実行用とデバッグ用の2つのプロファイルを作り、そこから起動されるBlackBerry Smartphone Simulatorの設定をしておきます。


手順1:[実行]メニューから[実行構成]を選択します。

手順2:[BlackBerry Simulator]を選択し、[新規]ボタンをクリックします。

手順3:「新規構成」が作成されました。

手順4:名前を「BBrel」に変更します。

手順5:[Simulator]タブを開きます。Profileのリストから[9000.4.6.0.294]を選択します。[General]タブにある[Launch Mobile Data System Connection Service (MDS-CS) with simulator]にチェックを付け[適用]ボタンをクリックします。

手順6:設定が完了したので、[閉じる]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。

手順7:[実行]メニューから[デバッグの構成]を選択します。

手順8:手順2と同様に[BlackBerry Simulator]を選択し、[新規]ボタンをクリックします。名前を「BBdebug」に変更し、[Deployed Build Configurations]にある[Debug]をクリックします。

手順9:[Simulator]タブを開き、Profileのリストから[9000.4.6.0.294]を選択します。General]タブにある[Launch Mobile Data System Connection Service (MDS-CS) with simulator]にチェックを付け[適用]ボタンをクリックします。最後に[閉じる]ボタンをクリックします。