サンプルプログラムをシミュレータで実行する
設定が終わったので、次に、先ほど入力したサンプルプログラムを実行してみることにしましょう。[実行]メニューから[実行]を選択すると、シミュレータが起動します。しばらく待っていると、ホームスクリーンが表示されるので、シミュレータを操作して、[ダウンロード]フォルダを開きます。そこに先ほど作成したプログラムがあるはずなので、これを実行させます。サンプルプログラムは、メッセージを表示したあと、メニューで[閉じる]を選択すれば終了させることができます。
シミュレータは、BlackBerryのキーをマウスでクリックするなどして操作します。マウスホイールは、トラックボールの左右に対応しており、カーソルキーを使えば上下左右の動きが行えます。トラックボールのクリック(押し込み)に相当するのは、ホイールのクリックまたはエンターキーです。以後の説明では、混乱を避けるためにBlackBerryの操作をするキーは、カギ括弧でくくります。カギ括弧でくくっていないキーは、パソコンのキーボードのキーを表します。
「メニューキー」は、直接画面をクリックするか、INSキーで行います。BlackBerryの「ESCAPEキー」は、画面(トラックボールの右側のキー)をクリックするか、エスケープキーを押します。
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手順1:Eclipseの[実行]メニューから[実行]を選択します。
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手順2:[構成の選択]で[BBrel]を選択し[OK]ボタンをクリックします。この画面は最初だけ表示され、次回[実行]メニューから[実行]を選択したときは、シミュレータが起動します。
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手順3:シミュレータが起動し始めるので、ホームスクリーンが表示されるまで待ちます。
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手順4:メニューキーを押して、メインメニューを開きます。ダウンロードフォルダをカーソルキーで選択して、エンターキーを押します。
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手順5:作成したサンプルプログラムがあります。BlackBerryLCDの下にプロジェクトのプロパティで指定したTitleが表示されます。エンターキーでプログラムを起動します。
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手順6:プログラムが起動します。
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手順7:「メニューキー」を押すと、左下にメニューが表示されます。カーソルキーを使い、[閉じる]を選択して、エンターキーを押します。
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手順8:ダイアログメニューが表示されます。マウスホイールを手前方向に回転させて、[はい]を選択します(カーソルキーでも可)。その後、マウスホイールを押し込んで、プログラムを終了させます。
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手順9:プログラムが終了するとメインメニューに戻ります。
駆け足ですが、Eclipseを使って、BlackBerryのためのプロジェクトを作成し、シミュレータで実行するところまでを解説しました。次回は、いよいよRSSリーダーの開発に入ります。