ワザ48

収益と離脱数の関係に着目しよう

収益につながらない離脱を抑える

 サイト訪問者がリンクをクリックし、外部サイトに移動することを「離脱」と呼びます。正確には「1回の訪問(セッション)が終了すること」を指すので、訪問者がブラウザーを閉じてしまっても離脱と見なされます。

 必要な情報を見終えた訪問者が離脱してしまうのは仕方ありませんが、収益を増やす観点では、どうせ離脱するのなら広告をクリックして広告主のサイトに移動してもらいたい、ともいえます。一方で、ページビューを増やす観点では、なるべく離脱を抑えてサイト内のほかのページを見てもらう(回遊してもらう)施策が求められます。

 Googleアナリティクスで[AdSense離脱数]画面を表示し、広告経由での離脱数が多いページを確認してみましょう。これを通常の離脱数が多いページと比較し、両者の差が大きなページがあれば、広告を経由しない離脱が多数発生しているということです。記事の末尾に広告を配置するか、サイト内のほかの記事を読んでもらえるような工夫をし、収益につなげる可能性を探ってみましょう。


ページごとの広告経由での離脱数を確認するには

ページごとの広告経由での離脱数を確認するには

Tips通常の離脱数を調べるには

ページごとの通常の離脱数は、Googleアナリティクスの[レポート]画面で[行動]→[サイトコンテンツ]→[離脱ページ]の順にクリックすると確認できます。

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