実機にアプリケーションを転送する
次に、デスクトップマネージャを使って、アプリケーションを転送してみます。なお、前回解説したRSSリーダーも同じ手順で転送することができますが、電子署名がないために実機では動作させることができません。
手順1:BlackBerryデスクトップマネージャを起動します。
手順2:BlackBerryをUSBケーブルでPCと接続します。初回のみデバイスのチェックが行われます。
手順3:Application Loaderをクリックします。
手順4:アプリケーションの追加と削除にある[開始]ボタンをクリックします。
手順5:デバイスの設定が読み取られます。
手順6:アプリケーションのリストが表示されるので、[参照]ボタンをクリックします。
手順7:[ファイルを開く]ダイアログボックスで、HelloWorldプロジェクトのフォルダを開きます。HelloWorld.alxファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
手順8:リストに[BlackBerry DekiruPlus Sample Application]が追加され[アクション]に[インストール]と表示されます。確認したら[次へ]ボタンをクリックします。リストの表示は、BlackBerryの状態によって違いがあります。
手順9:確認画面が表示されるので[完了]ボタンをクリックします。
手順10:インストールが行われます。
手順11:最後に確認画面が表示されるので、[メインメニュー]ボタンをクリックし、メインメニューに戻ります。
メインメニューに戻ったことを確認したら、USBケーブルをはずします。
実機でサンプルを動作させてみる
インストールしたアプリケーションは、最初必ず[ダウンロード]フォルダへ置かれます。
手順1:BlackBerryのメニューボタンを押し、メインメニューを表示させます。
手順2:ダウンロードフォルダを開きます。青いアイコンを選択します。下に「BlackBerry Dekiru Plus Sample Application」と表示されます。
手順3:トラックボールでクリックして起動します。
手順4:メニューボタンを押し、[閉じる]を選択します。
手順5:[終了しますか?]のダイアログボックスで[はい]を選択してトラックボールをクリックします。
手順6:[ダウンロード]フォルダへ戻ります。
次回は、アプリケーションに対して電子署名を行う方法を解説します。電子署名を行うことで、通信を行ったり、ブラウザを起動するようなアプリケーションを実機で動作させることが可能です。