ワザ90

同じ訪問者への広告の表示回数を制限しよう

訪問者あたりのインプレッション数で配信を絞り込む

 「あるサイトを見ているときに表示された広告が、同じサイトの別のページに行っても表示された」という経験はよくあります。同じ広告を何度も表示するのは、露出を高めるという意味では有効ですが、収益を高めるという意味では、必ずしも得策とはいえません。

 DFPスタンダードには「フリークエンシーキャップ」という、同じ訪問者に対しての広告の表示回数を制限する機能があります。たとえば、自社広告の広告申込情報で「1日3インプレッションまで」と設定すれば、同じ訪問者に自社広告が表示されるのは1日3回までに制限されます。ターゲティングと同じくAdSense広告には適用されないので、その訪問者には4回目以降、AdSense広告が表示されます。

 自社広告を配信している場合、それに興味がないと思われる訪問者にはいち早くAdSense広告を表示することで、収益の最大化を図ることが可能になります。ただし、全インプレッションに対する割合で配信している純広告など、ある期間で集中的に露出させることが目的の場合、フリークエンシーキャップで表示回数を制限することは逆効果になることもあります。使いどころを見極めて設定しましょう。

広告申込情報のフリークエンシーキャップを設定するには

広告申込情報のフリークエンシーキャップを設定するには

Tips制限する期間の単位は6種類

インプレッション数を制限する期間の単位は、分、時間、日、週、月、全期間の6種類から選択できます。

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