「教えて! できるもん」のコーナーですもん。今回は文字入力のお話ですもん。
パソコンに入力する文字の「半角」「全角」は、どういう意味なんですか?
できる編集部のお兄さんに聞いてみますもん。半角と全角って何ですもん? ひょっとして焼肉と関係あるですもん?
あの炭火の焼肉屋さんとは関係ないかな。「半」も「全」も焼かないからね。
残念ですもん......。
お給料が出たら連れてってあげるから、落ち込まないで。質問にあるように、パソコンで使える文字には「半角」と「全角」の2種類があって、切り替えて使うよね。
画面の右下にある[あ]とか[A]をクリックするですもん。
キーボードの[半角/全角]キーを押すことでも切り替えられるよ。
あっ! 「半角」と「全角」発見ですもん!
昔のパソコンやワープロで文字を表示するときに、縦横が1:1の大きさの文字を「全角」、その半分で、1:0.5の大きさの文字を「半角」と呼んだんだ。
昔は文字がドット(点)の集合で作られていて、例えば、全角文字は縦16×横16ドット、半角文字は縦16×横8ドット、みたいな感じで作られていたんだよ。
そうだったんですもん! ちょうど半分だから半角。わかりやすいですもん。
ただ、最近のパソコンやスマートフォンでは、文字の形状に合わせて少しずつ幅が調整されるから、厳密に言うとちょっとずつ違うんだけどね。ほら、こんなふうに。
今の感覚だと、半角はアルファベットや数字を入力するモード、全角は日本語を入力するモードという感じだね。カタカナは半角でも入力できるけど、使う機会はほとんどないね。
アルファベットや数字は、全角でも入力できますもん。
そうだね。でも、アルファベットや数字は半角を使うのが無難だと思うよ。
英語など、日本語以外の環境でパソコンやスマートフォンを使っている相手には、全角で書かれた英文が読めない可能性があるからね。
そうなの? 気をつけますもん! でも、メールを書いている途中で半角に切り替えるのって、ちょっと面倒ですもん。
ローマ字入力だったら[F10]キーを使うといいよ。例えば、「できる」と入力して、[Enter]キーを押す前に[F10]キーを押してごらん。
あっ! 「dekiru」になったですもん!
ちなみにもう1回押すと「DEKIRU」と小文字から大文字になるよ。ファンクションキーを押すと、こんなふうな文字の変換ができるから、覚えておくと便利だよ。
ローマ字入力時に使えるファンクションキー
ファンクションキー | 変換される文字 |
---|---|
F7 | 全角カタカナ |
F8 | 半角カタカナ |
F7 | 全角英数字 |
F10 | 半角英数字 |
「F」がつくキーを初めて使ったですもん! なんだか大人ですもん!
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