ワザ50

SEOとソーシャル連携でアクセスを増やす考え方を知っておこう

重要なパーツにキーワードを入れ込むことがSEOの基本

ここからは、サイトのアクセスを伸ばして顧客、見込み客、またはサイトのファンを増やしていくための、WordPressの活用方法を解説します。そのための重要なテーマとしては「SEO」(検索エンジン最適化)と、FacebookやTwitter、Google+などのSNSを利用した「ソーシャル連携」があります。

SEOの工程は、大まかには「サイトで狙うキーワードを決定する」「コンテンツを作成する」「サイトにキーワードを実装する」「効果測定と改善をする」の4段階からなります。このうち、本書では主にサイトへの実装について、特に、ページのタイトルや概要といったSEOへの影響が強いパーツに、適切にキーワードを入れ込む方法を、強力なSEOプラグイン「All in One SEO Pack」を使って解説していきます。

ソーシャル連携は2とおりの方法から

企業や店舗がFacebookページを開設したり、Twitterアカウントを運営したりしてSNS(ソーシャルメディア)を利用するのは、今では当たり前になりました。サイトの集客は、SEOによる検索からの集客と、ソーシャル連携による人のつながりを介した集客の、両輪を回していくことが理想です。

ソーシャル連携というと、会社のFacebookページやTwitterアカウントを開設し、サイト担当者が自ら情報を発信することが、まずイメージされるでしょう。しかし、それ以外にもできることがあります。サイトの読者がSNSで友達に共有しやすいようにして、読者から発信してもらうことを促進するのです。

うまくいけば、自社のFacebookページやTwitterアカウントだけで投稿するよりも広い範囲に情報を届け、集客することができます。ソーシャル連携では「自ら発信」と「読者から発信」の2とおりの方法があることを意識して取り組みましょう。

SEOのため重要なキーワードをページに入れ込む

SEOのため重要なキーワードをページに入れ込む

読者が検索するキーワードを想定し、適切にキーワードを入れ込む。特にページタイトル(HTMLの「title」タグにあたる場所)は最重要。本書ではプラグインを使って設定する。

ソーシャル連携は「自ら発信」と「読者から発信」の両方から

ソーシャル連携は「自ら発信」と「読者から発信」の両方から

SNSで自ら情報を発信することと、サイトを見たユーザーから友達に共有してもらうことの、2とおりの方法を意識してソーシャル連携を行う。