共有元のユーザーから共有の招待メールを送る
1.ノートブックのプロパティを変更する
2.共有のための設定を開始する
3.共有先のユーザーにメールを送信する
共有先のユーザーがノートブックを共有する
1.共有の招待メールにあるURLにアクセスする
2.共有されたノートブックを自分のEvernote Webで見られるようにする
3.共有されたノートブックを確認する
4.自分のEvernote Webで共有されたノートブックを開く
[ヒント]ノートブック単位で共有を設定しよう
レッスン15でノートをメールとして送信したり、HTMLとしてエクスポートしたりする方法を紹介しました。ノートを共有した場合はこれらと違い、常に更新内容を共有できるため、こまめな情報交換に向いています。共有はノートごとではなく、ノートブック単位で行います。あらかじめ共有用にノートブックを作成し、ノートを移動しておきましょう。共有の方法は2通りあり、特定のユーザーと共有する場合は、共有先に閲覧のみ許可するか、共同編集を許可するか選べます(共同編集のためには、共有元のユーザーが有料のプレミアムアカウントである必要があります)。または、Web上で誰もが見られる状態での公開も可能です。
[ヒント][Require log in to Evernote]の意味は?
「共有元のユーザーから共有の招待メールを送る」の手順3で共有先のユーザーにメールを送る際に[Require log into Evernote]をチェックすると、共有先ユーザーひとりひとりに個別のURLを送信し、メールを受信した共有先ユーザーだけしかノートブックを見られなくします。反対に[Require log into Evernote]をチェックしていないと、共有先ユーザー全員に同じURLが送られ、もしも何らかの方法でURLを入手すれば、誰でもそのノートを見られるようになります。知らない相手に見られたくないノートブックでは、忘れずにチェックしておきましょう。
[ヒント]招待を受けるアドレスとEvernoteのアカウント用アドレスは別でもよい
共有先のユーザーにメールを送るときのアドレスは、共有先のユーザーがEvernoteに登録しているアドレスでなくてもかまいません。友人との連絡にはフリーメール、Webサービスの登録にはプロバイダーメール、と使い分けている人も多いでしょう。Evernoteではこのような場合、どのアドレスにメールを送れば/送ってもらえばいいかに気を使う必要がありません。これは[Require log in to Evernote]をチェックしていても、いなくても同じです。
[ヒント]共有をやめる方法は?
「共有元のユーザーから共有の招待メールを送る」の手順3でメールの送信が完了した画面で、[Stop Sharing]をクリックすると、そのノートブックの共有を停止します。また、メールを送ったユーザーの[Remove]に表示されている[×]をクリックすると、そのユーザーとの共有を停止します。複数の共有先のうち一部とだけ共有を停止したい場合には、こちらを使います。ただし[Require log in to Evernote]にチェックをしないで共有していた場合、[Remove]で個別に停止しても実際には同じURLでアクセスできてしまうため、実質的に意味がありません。
[ヒント]共有されたノートブックはEvernote Webで利用する
共有または公開されたノートブックを、各デバイスのソフト/アプリから利用することはできません。Evernote Webからだけの利用となります。
[ヒント]共有の管理をまとめて行う方法
Evernote Webで[Sharing]-[Sharing setup]をクリックすると[Notebook sharing]が表示され、Evernoteの共有をまとめて管理できます。[My notebooks]には自分の全ノートブックの共有状態が表示され、[Linked notebook]には共有を受け、自分のEvernote Webで見られるようにしたノートブックの一覧が表示されます。