Gmailの新着メールをアクションセンターで確認できる

Windows 10 Insider Previewの[メール]アプリでは、Microsoftアカウントのメールに加えて、GoogleのGmailも利用できます。アプリにGoogleアカウントを登録することで、Gmailのアドレスを使ったメールの送受信が可能です。

最近では「メールはブラウザーでチェックする」という人も増えてきました。もちろん、Windows 10に搭載される新しいブラウザー「Microsoft Edge」(開発時の名称は「Project Spartan」)でもGmailを確認できますが、[メール]アプリを使うとアクションセンター経由で新着メールの通知を受け取れるほか、タッチ操作でもメールを確認しやすくなるというメリットがあります。

また、[メール]アプリにアカウントを登録すれば、[カレンダー]アプリを使ってGoogleカレンダーの予定を確認することもできます。Windows 10 for Phoneの登場後は、同じアプリをパソコンでもスマートフォンでも使えるなど、統一された操作でメールやスケジュールを扱えるようになる予定です。

Gmailのアカウントを登録する

Googleアカウントの登録は[メール]アプリの設定から行います。スタートメニューから[メール]をクリックし、アプリを起動してから操作しましょう。

1[メール]アプリの設定画面を開く

[メール]アプリの設定画面を開く

標準では、Microsoftアカウントのメールアドレスが登録されています。画面左下の歯車のアイコンをクリックし、[アカウント]→[アカウントの追加]をクリックしてGmailのアカウントを追加します。

2Googleアカウントを追加する

Googleアカウントを追加する

[アカウントを選ぶ]画面が表示されたら、[Google]をクリックします。

HINTPOP3アカウントも登録できる

Windows 8/8.1の[メール]アプリは、プロバイダーなどで多く採用されてきたPOP3形式のメールに対応していませんでした。しかし、Windows 10 Insider Previewの[メール]アプリはPOP3にも対応しているため、プロバイダーのメールもまとめて管理できます。

3Gmailのメールアドレスとパスワードを入力する

Gmailのメールアドレスとパスワードを入力する

Googleアカウントの入力画面が表示されるので、Gmailのメールアドレスとパスワードを入力して[ログイン]をクリックします。続いて[Windowsが次の許可をリクエストしています]というメッセージが表示されたら、画面を下にスクロールして[承諾する]をクリックします。

4アカウントの情報を保存する

アカウントの情報を保存する

[サインイン情報を保存しますか?]という画面で[はい]をクリックします。最後に[すべて完了しました]というメッセージが表示されるので、[Done]をクリックします。これで[メール]アプリにGmailのアカウントが追加されました。

Gmailのアカウントに切り替える

アカウントの登録後、Gmailのメールアドレス宛てに届いたメールを確認するには、[メール]アプリのアカウントをGmailに切り替えます。

1アカウントを切り替える

アカウントを切り替える

画面左側の一覧の下に表示されている[Gmail]をクリックします。

2アカウントが切り替わった

アカウントが切り替わった

アカウントが[Gmail]に切り替わり、Gmailのメールが表示されました。[送信済みアイテム]の下にある[その他]をクリックすると、スターやラベルを付けたメールを参照できます。

HINT[カレンダー]アプリでGoogleカレンダーを確認する

[メール]アプリにGoogleアカウントを登録すると、自動的に[カレンダー]アプリでもアカウントが有効になり、Googleカレンダーの情報を確認できます。[メール]アプリからワンクリックで切り替えられるので、メールとスケジュールを一緒に管理しやすくなっています。

[カレンダー]アプリでGoogleカレンダーを確認する

[メール]アプリの画面左下に表示されているカレンダーのアイコンをクリックすると、[カレンダー]アプリが起動します。

HINT最新情報が表示されないときは

スマートフォンなどからGoogleカレンダーに登録した予定が反映されないときは、情報を更新してみましょう。[メール]アプリを使って新着メールを確認するとアカウントが同期され、カレンダーの情報も更新されます。

最新情報が表示されないときは

[メール]アプリで新着メールを確認すると、カレンダーの情報も更新されます。

(清水理史&できるネット編集部)