baseタグ(base要素)は、HTML文書の基準となるURLを指定します。HTML5におけるbase要素の意味と使い方、使用できる属性、サンプルコード、使用例について解説します。
baseタグの意味と使い方
公開

基準となるURLを指定する
base
<
base
base要素は、他のリソースに対するパスの基準となる絶対URLを指定します。href 属性とtarget 属性のいずれか、もしくは両方を指定しなければなりません。また、href 属性を指定した場合は、URLを指定する他の要素(html要素を除く)よりも先に記述する必要があります。
カテゴリー | メタデータコンテンツ |
---|---|
コンテンツモデル | 空 |
使用できる文脈 | head要素内。ただし文書内で使用できるbase要素は1つのみ |
使用できる属性
<base href="http://www.example.com/sample/test/index.html">
文書内のリンクを開いたり、フォームを操作したりする際のブラウジングコンテキスト(ウィンドウやタブ)のデフォルトの挙動を指定します。例えば_blankを指定すると、個別に指定しない限り、すべてのリンクやフォームは別のウィンドウやタブに展開されます。
_blank | リンクは新しいブラウジングコンテキストに展開されます。 |
---|---|
_parent | リンクは現在のブラウジングコンテキストの1つ上位のブラウジングコンテキストを対象に展開されます。 |
_self | リンクは現在のブラウジングコンテキストに展開されます。 |
_top | リンクは現在のブラウジングコンテキストの最上位のブラウジングコンテキストを対象に展開されます。 |
グローバル属性
すべての要素で使用できる属性です。
グローバル属性とイベントハンドラ属性
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