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USBメモリーでソフトウェアを持ち運ぶメリット

USBメモリーにソフトウェアを入れて持ち運ぶメリットは、どのパソコンでも自分の使い慣れた環境で作業できることです。例えば、USBメモリーにブラウザーをインストールしておけば、自宅のパソコンのブラウザーで［お気に入り］に登録したWebサイトに、別のパソコンからでもすぐにアクセスできます。また、自宅のパソコン宛に送信されたメールを至急確認したいときも、USBメモリーにメールソフトをインストールしておけば、すぐにメールの内容を確認できるようになります。

外出先のパソコンにソフトウェアがインストールされていなくても、USBメモリーからソフトウェアを起動できる

外出先での緊急の作業にも対応できる

外出先で緊急にファイルを確認したり修正したりしなければならないときは、外出先のパソコンにファイルを編集するためのソフトウェアがインストールされている必要があります。USBメモリーにソフトウェアを入れておけば、外出先のパソコンにソフトウェアがインストールされていなくても、USBメモリーからソフトウェアを起動して作業できます。

「OpenOffice.org Portable」をUSBメモリーにインストール しておけば、Microsoft OfficeがインストールされていないパソコンでもMicrosoft Officeのファイルを編集できる

パソコンに個人情報が残らない

通常インターネットの閲覧履歴は使用しているパソコンのブラウザーに保存されますが、USBメモリーにインストールしたブラウザーを利用すれば、パソコンに閲覧履歴が残りません。また、IDやパスワードなどもUSBメモリーのブラウザーで管理できます。外出先のパソコンでインターネットを利用しても、個人情報を保護できるので安心です。

[ヒント]USBメモリーで持ち運べないソフトウェアもある

USBメモリーに入れて持ち運べるソフトウェアは、動作時にWindowsのレジストリ（パソコンのシステムの設定情報を保存している場所）を参照しないものに限られます。Microsoft OfficeやInternet ExplorerはWindowsのレジストリを参照して動作するので、USBメモリーに入れて持ち運ぶことはできません。