このワザで解決!
Googleでは、Googleカレダー、Gmail、Gmailの連絡先(Googleコンタクト)の3サービスの情報を、iPhoneなどのモバイルデバイスと同期する「Google Sync」というサービスを提供しています。インターネットを通じてパソコンとiPhoneのカレンダーを同期する方法はアップルの「MobileMe」など、いくつかありますが、Google Syncは無料で利用できるのが魅力です。Google Syncの設定は変則的で、iPhoneが持っているMicrosoft Exchangeのアカウントを追加する機能を利用します。操作自体は複雑ではありませんので、次の手順を参考に設定を行ってみてください。
1.アカウントの管理画面を表示する
2.Googleアカウントの追加を開始する
3.Gmailアカウントの情報を入力する
4.サーバーの情報を入力する
5.同期する情報を選択する
6.カレンダーを同期する設定が完了した
7.[カレンダー]を確認する
[ヒント]ローカルカレンダーは残す?削除する?
すでに[カレンダー]を利用している場合は、手順5で[現在のローカルカレンダーをどのように処理しますか?]と表示されます。iPhone上に残しておくことも可能ですが、予定の一元管理を考えるならば、ここでは削除した方がよいでしょう。ローカルカレンダーのイベントをGoogleカレンダーに取り込みたい場合、直接[カレンダー]からGoogleカレンダーへ予定を移すことはできません。そこで、まずiTunesを利用して、[カレンダー]とOutlookまたはiCalの同期を行います。その後、OutloookやiCalの予定を、Googleカレンダーにエクスポートします。
[ヒント]連絡先やメールも同期できる
Google Syncの設定を行うと、メール(Gmail)と連絡先の同期も行えるようになります。ここでは連絡先を同期したので、[メール]からメールを作成する際、Gmailで利用しているものと同じ連絡先を利用できるようになります。一方でメールの同期は、すでにGmailのアカウントを設定しているため、ここでは[オフ]にしました。