3D空間で変形する要素の背面の表示方法を指定する

backface-visibility

{ backface-visibility バックフェイス・ビジビリティ : 表示方法; }

backface-visibilityプロパティは、3D空間で変形した要素の背面の表示方法を指定します。x軸、y軸を基準に回転した場合などで、要素の背面を描画するかを選択できます。

初期値 visible
継承 なし
適用される要素 変形の対象要素
モジュール CSS Transforms Module Level 1

値の指定方法

表示方法

visible 要素の背面を描画して、内容が裏返しに見えるように表示されます。
hidden 要素の背面を描画せず、要素自体がないように表示されます。

以下の例では、対象要素が360度回転するアニメーションを記述しています。backfacevisibilityプロパティの値をhiddenに指定していると、回転する要素の背面が見えるタイミングで、要素は非表示になります。

サンプルコード

 @keyframes rotater{
  0% {transform: rorateY(0deg);}
  100%{transform: rotateY(360deg);}
}
.box{
  width:330px; height: 80px; background-color: gold;
  animation: rotater 10s infinite ease 1s;
  backface-visibility: hidden;
}