Windows 10では、「PIN」(Personal Identification Number/個人識別番号)と呼ばれる最低4桁の暗証番号でサインインすることが推奨されています。これは、Microsoftアカウントのパスワードでサインインするよりも安全だからです。
Microsoftアカウントのパスワードが流出すると、パスワードを入手した人はどこからでもあなたのMicrosoftアカウントを使ったり、インターネットからパソコンを操作することができてしまいます。
一方で、PINはパソコンのディスクのみに保存される暗証番号で、そのパソコンでしか使えません。したがって、PINが流出したとしても、Microsoftアカウントが乗っ取られるという重大な被害にはつながらないというわけです。
なお、Windows Helloを使うときは、PINの登録が必須です。Windows 10のセットアップでPINを入力しなかった場合、[設定]の[アカウント]から設定できます。
1[設定]を表示する
2PIN を設定する
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