IEからEdgeにスムーズに乗り換えよう

Window 7/8.1からWindows 10にアップグレードしたあと、多くの人が最初に戸惑うのが「標準ブラウザーがInternet Explorerではない」ことだと思います。

Windows 10にもInternet Explorer（以下、IE）は用意されていますが、Webページを見るアプリとして推奨されているのは、新ブラウザーである「Microsoft Edge」（以下、Edge）です。タスクバーのアイコンやスタートメニューのタイルにも、Edgeしかありません。

以前と同じようにネットを始めようとしても、アプリが違えば画面も違います。しかも、IEのお気に入り（ブックマーク）は初期状態ではEdgeで利用できないため、いきなり困ってしまいますよね。ここでは、Windows 10でネットを楽しむために最低限やっておきたい、以下の3つの設定について解説します。

• お気に入りをインポートしてお気に入りバーを表示する
• アドレスバーからGoogleで検索できるようにする
• 起動時に表示するWebページを設定する

お気に入りをインポートしてお気に入りバーを表示する

まずは、Window 7/8.1で使っていたお気に入りを使えるようにしましょう。お気に入りバーも表示して、よく見るページにすぐにアクセスできるようにします。

1［お気に入りの設定］を表示する

Edgeを起動し、画面右上にある［ハブ］をクリックします。お気に入りが1件もない場合、［お気に入りのインポート］が表示されているのでクリックしましょう。［お気に入りの設定］をクリックしてもOKです。

2お気に入りをインポートする

［Internet Explorer］にチェックマークを付けて［インポート］をクリックします。［すべて完了しました］と表示されればOKです。Google Chromeがインストールされていれば、同様にブックマークのインポートが可能です。

3お気に入りバーを表示する

続けて［お気に入りバーを表示する］のスイッチをオンにすると、Edgeのお気に入りバーからお気に入りをワンクリックで開けるようになります。

アドレスバーからGoogleで検索できるようにする

次に、アドレスバーにキーワードを入力したときの検索エンジンとしてGoogleを使えるようにしましょう。標準ではBingですが、ここではGoogleを既定として使います。

4［設定］を表示する

EdgeでGoogle検索のページ（https://www.google.co.jp/）にアクセスしておきます。続いて、画面右上にある［詳細］をクリックし、［設定］をクリックします。

5［詳細設定］を表示する

［詳細設定を表示］をクリックします。

6［検索エンジンの変更］を表示する

［アドレスバーでの検索時に使う検索プロバイダー］にある［変更］をクリックします。

7Googleを既定に設定する

［Google検索（自動検出）］をクリックし、［既定に設定］をクリックします。これでアドレスバーからGoogleで検索できるようになりました。

8検索エンジンがGoogleに変更された

試しに、アドレスバーにキーワードを入力して［Enter］キーを押してみましょう。

Googleでの検索結果が表示されました。

起動時に表示するWebページを設定する

Edgeの初期設定では［次はどこへ？］という「スタートページ」が表示されますが、特定のWebページを「ホームページ」として起動時に表示するほうがしっくりくる人もいるでしょう。ここでは、あらかじめ設定した複数のページが起動時に表示されるようにします。

9起動時に表示するページを追加する

［詳細］→［設定］とクリックしたあと、［起動時に表示するページ］で［特定のページ］をクリックします。続いて、最初は［MSN］が選択されているメニューで［カスタム］を選択し、表示したいページのURLを入力して［＋］をクリックします。

10不要なページを消去する

Webページが1件設定されました。最初から設定されている［about:start］（スタートページ）や［about:tabs］（新しいタブページ）は、［×］をクリックして消しておきます。

11複数のページを追加する

起動時に複数のWebページを表示することもできます。ここでは3つのWebページを設定しました。ウィンドウの［×］をクリックしてEdgeをいったん終了し、再起動します。

12起動時に設定したページが表示された

Edgeの起動時に、設定したページが複数のタブで表示されました。

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