自宅でWi-Fi接続を利用するには、インターネット回線が必要です。

インターネット回線が自宅にない場合は、FTTHやADSLなどのサービスを提供する通信会社(NTT東日本・西日本やKDDIなど)およびプロバイダーと契約します。

契約後、自宅で設置される光回線終端装置(ONU)にルーターを接続します。

このとき、アクセスポイントの機能を兼ねたWi-Fiルーターを利用すれば、自宅にWi-Fiの環境ができます。

なお、自宅にインターネット回線を引き込まずに、モバイルWi-Fiルーターを利用する方法もあります。

仕事の都合で転勤が多い、といった場合には有効ですが、通信速度のメリットはないでしょう。

HINTWi-Fi接続のメリットって何?

iPhoneでWi-Fi接続をするメリットは、Webページの閲覧やアプリのダウンロード、YouTubeなどの動画共有サイトで動画を見るときの速さと、データ通信量の制限がないことです。

iPhoneが対応しているデータ通信回線には3GとLTEがあり、LTEで接続しているときは、場合によってはWi-Fiよりも速い通信速度が出ることもあります。

ただし、いずれの携帯電話会社でも、その月のデータ通信量が決められた容量を超えるなどすると、通信速度が非常に低速になる制限がかかります。

LTEの通信速度がWi-Fiよりも速いからといってWi-Fiを切ってしまうと、制限がかかる通信量に達しやすいので気をつけましょう。

また、Wi-Fiをオンにしておくと、[マップ]アプリなどを利用しているときの位置情報の精度も上がります。