Boomerang/Hyperlapse

ユーザーを引き付けるユニークな動画を撮影する

「繰り返し」や「圧縮」でユニークな表現を作る

動画は普通に撮ろうとすると、写真の何倍もの手間や時間がかかります。しかし、ちょっとした工夫で、インパクトのある動画を簡単に撮ることも可能です。Instagram社が提供している2本の動画アプリを活用しましょう。どちらも撮影時は長方形の動画ですが、Instagramで投稿するときに正方形にトリミングできます。

コミカルな動きを簡単に表現できる「Boomerang」

「Boomerang」(iOS/Androido: 無料)は、シャッターボタンをタップすると1秒間で10コマの写真を撮影し、それをつなげてループさせた4秒の動画を作成します。

初めて起動するとインカメラの映像と「とっておきの変顔を撮影しよう。」というメッセージが表示されて戸惑うかもしれませんが、短い時間のちょっとした動きを撮影するのが、Boomerangの得意とすることです。

動物や子どものコミカルなループ動画はどのSNSでも人気ですが、Instagramでも非常に人気があります。

コミカルなものに限らず、できたての料理から湯気が立ちのぼる様子、水面の輝き、プレゼントを渡された瞬間の驚きと笑顔、試着室でポーズを決めたところなど、静止画(写真)だけでは表現しきれないことも、Boomerangならば手間をかけずに、簡単な動画で伝えることができます。

1分を5秒に圧縮して見せられる「Hyperlapse」

「Hyperlapse」(iOS/Androido: 無料)は、タイムラプス動画を簡単に撮影できるアプリです。タイムラプスとは星の動きや蝶の羽化の様子、料理を作る作業の流れなど、長い時間のかかる変化をコマ撮りして動画にし、短時間で見られるようにしたものです。

一般的にタイムラプス動画を撮影するには、長時間同じ場所にカメラを固定し、コマ撮りした写真を編集して......と手間がかかります。

しかしHyperlapseの場合はiPhoneを持って普通の動画と同じ感覚で撮影し、最後に1倍速(1×)〜12倍速(12×)までの速度を指定することで、簡単にタイムラプス動画ができあがります。強力な手ブレ補正機能もあるため、歩きながらの撮影などでも違和感はありません。

注意したいのが、Instagramでは最長15秒までの動画しか投稿できない点です。Hyperlapseで最高の12倍速を利用しても、元の長さが3分を超えるとすべてを投稿できません。撮影時間をうまく調整する必要があります。観光地のダイジェスト的な紹介やイベントのハイライトシーンなど、1〜3分程度の情報を圧縮して見せたいときに有効です。

Boomerangでループ動画を撮影する

Hyperlapseでタイムラプス動画を撮影する

1撮影を開始する

2動画を生成する