反応がよければ、さらにInstagramをプッシュする
FacebookページやTwitterアカウントも運営し、Instagramに投稿した写真をマルチポストしているときは、これらのサービスの分析機能を利用して効果測定しましょう。どちらもサービス内のレポート画面から簡単にデータを見られます。
自分が管理者になっているFacebookページでは、[インサイト]の画面から投稿ごとのリーチ(表示数)やエンゲージメント(「いいね!」、コメント、シェア、クリックの数)を確認できます。
Twitterは、「Twitterアナリティクス」からツイートごとのインプレッション(表示数。リーチと同じ)とエンゲージメント(Twitterでの「いいね」、返信、クリック、リツイート、フォロー)を調べてみましょう。
両サービスのデータから確認しておきたいのは、サービス内での通常の投稿(Instagramからのマルチポストでない投稿)とInstagramからマルチポストした投稿で、リーチやエンゲージメントの傾向に違いがあるかどうかです。
明らかにInstagramからマルチポストした投稿のリーチやエンゲージメントだけが低いようなら、そこでリーチできるユーザーには、あまり写真の評判がよくないと考えられます。好まれない投稿を繰り返すのはフォロワーの減少などマイナスの効果につながりかねないので、マルチポストする数を減らすなどの調整を行いましょう。
反対にマルチポストした投稿のリーチやエンゲージメントが高いようなら、写真の評判がよく、Instagramアカウントの宣伝をすると効果があると期待できます。Instagramアカウントを紹介してフォローを呼びかけるなど、誘導に力を入れてみましょう。
Facebookページのインサイト
自分が管理しているFacebookページで[インサイト]をクリックすると表示される。投稿ごとのリーチやエンゲージメントを確認できる。エンゲージメントには「いいね!」やコメント、シェア、クリックが含まれる。
Twitterアナリティクス
Twitterアナリティクスにログインして[ツイート]をクリックすると、ツイートごとのインプレッション(リーチ)やエンゲージメントが表示される。エンゲージメントには「いいね」や返信、リツイートのほか、詳細表示のクリック、詳細表示画面からのフォローも含まれる。
HINT投稿の方法を変えれば反応が変わる
マルチポストした投稿のリーチやエンゲージメントがよくない場合は、Instagramの写真を利用してほかのSNSで宣伝するを参考にして、マルチポストではなく写真を使って各サービス内で投稿するようにしてみてください。見せ方が変われば、それだけで反応がよくなる可能性があります。
特にTwitterの場合、ツイートで写真が見えるようにすることで、エンゲージメントが大きく上がるはずです。