必要十分な性能に、タッチ対応液晶ディスプレイがプラス
「GoPro HERO+ LCD」
HERO4シリーズの基本仕様や性能を受け継ぎながら、一般的によく使われる機能に絞ることで価格を抑え、入手しやすく、使いやすさも向上させたエントリーモデルが「GoPro HERO+ LCD」「GoPro HERO+」「GoPro HERO」です。
「GoPro HERO+ LCD」は、GoPro HERO4 Silverと同様のタッチディスプレイを搭載し、利用可能な動画撮影モードは最大でフルHD 60fpsと必要十分。専用スマートフォンアプリとリモコンからのリモート操作にも対応します。
GoPro HERO+ LCD
3万9,000円（税抜）
豊富なアクセサリーを活かして本格撮影にも使いたい人に
「GoPro HERO+」
「GoPro HERO+」は、HERO+ LCDから背面液晶ディスプレイを除いたモデルです。それ以外の機能・性能面で変わるところはなく、フルHD 60fpsの滑らかな動画撮影が行え、専用スマートフォンアプリとリモコンからの操作にも対応します。
GoProのトラディショナルな形状で、GoPro HERO Sessionに近い性能をもつモデルと考えることもできるでしょう。HERO+とHEROのシリーズはハウジング一体型で、その分コンパクトさにはやや欠けますが、Sessionよりも高い防水性能を発揮できるというメリットがあります。
GoPro HERO+
2万9,800円（税抜）
最小限の機能できれいにアクションや思い出を残せる入門機
「GoPro HERO」
できるだけ安価にGoProを使ってみたい、という人に向いた入門機が「GoPro HERO」です。動画撮影は最大でもフルHD 30fpsとなりますが、動きのあまり激しくないスポーツやアクティビティ、もしくはビジネスや日常生活での利用であれば60fpsのような高いフレームレートは不要で、これで十分にまかなえます。
なお、専用スマートフォンアプリやリモコンからの操作に対応していない点には注意しておく必要があります。
GoPro HERO
1万9,500円（税抜）
GoPro HERO+ LCD/HERO+/HEROの使いどころはココ！
標準的なGoPro形状で、水辺・水中撮影が得意
GoPro HERO4 Black/Silverと同様のシルエットをもつHERO+ LCD/HERO+/HEROの3機種は、HERO4 Black/Silver専用アクセサリーの一部をそのまま使えます。
例えばハウジングのバックドアに取り付けて水没を防ぐ「フロートバックドア」や、水中撮影時に映像全体が青みがかってしまうのを防ぐ「ダイブフィルター」などを装着することが可能です。
ハウジングもHERO4 Black/Silverと同様、水深40メートルまでの防水に対応しているので、ダイビングの様子を撮影したい人に向いているとも言えます。特にHERO+ LCDとHERO+の2モデルは、性能面ではHERO Sessionとほぼ同等で、十分に満足できる画質が得られるでしょう。
フロートバックドア
マゼンタダイブフィルター
安価なHEROは複数台導入でマルチアングル撮影に
機能と性能が限定されている分、GoProの中で最もリーズナブルなHEROは、複数台で同時撮影する「マルチアングル撮影」に活用するのも手です。
仲間と一緒にスポーツを楽しんでいる時、自分の見ている景色だけでなく、後方も撮影したり、他の人にも取り付けたりして、さまざまなアングルからの映像を後から振り返るのも面白いはず。台数が多くなると、操作や動画の整理が大変になりますが、その分決定的瞬間を撮影できるチャンスも広がります。
広いフィールドを使うスポーツでは、GoProが複数台あれば決定的瞬間を撮影するチャンスが広がる
GoPro HEROシリーズ機能・性能比較表
※記載している価格やスペックは、価格は2016年2月時点でのタジマモーターコーポレーションのサイトに掲載されていた情報を参考にしています。HERO Sessionの改称にあたり一部内容を修正しています。
