できる編集部の進藤寛と申します。PC Watchの「実録! 編集飯」からスピンアウトしたこの企画、第5回をお送りします。
春日亭が神保町に上陸!
油そばで有名な春日亭の新店が、2016年7月27日(水)に神保町に上陸いたしました!
春日亭と言えば、弊社が市ヶ谷にあったころ、3年ほど前のことになるでしょうか、会社の近所に系列店がオープンしたことがありました。無類の油そば好きの私は当時、ワクワクしながら足を運んだのですが、そのお店は油そばではなく、港屋系のラー油を利かせた日本そばのお店でした......。 それはそれで美味しかったのですが、本業の油そばを味わえず、悔しい思いを味わったのも事実です。今回、ここ神保町にて、今度こそ油そばの春日亭がオープンするということで、3年前の雪辱を果たすチャンスが訪れたのは幸運なことです。運命的な何かを感じつつ、開店前から並んでまいりました。油そば春日亭神保町店が駿河台交差点前にオープン!
開店10分前に到着するも先行者多数
開店時間は11時からなので、その10分前の10時50分ごろお店に到着したのですが、すでに先行者が列をなしていました。人数にして30名ほどでしょうか、石井スポーツの前辺りまで並びが伸びています。
開店記念サービスで先着500名に油そば無料券が配られるらしく、それ目当てもあるのでしょうが、注目度の高さを感じさせます。また、春日亭のオリジナルTシャツに身を包んだ方も散見され、コアなファンが付いている様子が伺えました。お店の前のメニューなどを眺めながら待つこと50分ほどで、ようやく店内に入店できました!のれんには「油っしゃいませ」の文字。2階席もあるようです
さまざまなフレーバーの油そばを選べます
入り口横には盛りの一覧が貼ってあります。一番下に目がいきますね
食券を購入し、引き続き待機
店内に入ったら、まず食券を購入します。盛りの量は「並」「中」「大」「特大」「爆」「最強」の6段階があるようです。今回は炙り鳥豚油そばの最強盛りをオーダーすることにいたしました。こちらには3年越しの因縁がありますから、最強盛り以外の選択肢はないでしょう。
券売機にはメニュー多数。「大盛」「特盛」と「爆盛」「最強盛」は食券が一本化されており、店員さんに渡すときにどちらにするかを伝える仕組みです
食券を渡すのと引き替えに、油そばの無料券をゲットしました! また、今後もお世話になりそうな予感がしたので、スタンプカードも発行してもらいました。
先着500名限定の油そば無料券
スタンプカード「油王スタンプラリー」
スタンプカードの裏面。トッピングやオリジナルグッズがもらえるようです
その後ほどなくして座席に案内されました。座席上には油そばの食べ方指南なども掲示されています。いろいろな食べ方を試してみるのも楽しそうですね。
油そばの食べ方指南。自分はやはり「その2」が好きですね
ボリューミーだが、食べやすさ抜群
オーダーから20分ほどで、ついに着丼です! 「最強盛り」の名に恥じない、押し出しの強いルックスの一杯が姿を現しました。
炙り鳥豚油そば 最強盛り 1,090円
3.5玉分で重量約1キログラムということで、丼のサイズがまず大きいです。麺の上にはドロドロの油、チャーシュー、野菜、メンマなどが盛られ、完食できるか不安を覚えるほどのボリュームでした。しかし、いざ食べ始めてみれば不安は払拭されました。とにかく美味しいのと、抜群に食べやすいことに気が付いたからです。
麺は太麺ですがオイリーで醤油の風味が食欲をそそります。また、もっとワシワシしているのかと思いましたが、思ったよりも柔らかく、ちょうど食べやすい固さでした。構成要素が麺メインでシンプルなのでとにかく食べやすく、1キログラムという重量を感じさせることなく、スルスルと口に運べました。 3年分の期待に違わぬ、素晴らしい油そばをいただくことができました。来月には大盛りチャレンジ企画なども開催されるようなので、また足を運びたいと思います。
お店:油そば専門店春日亭公式ウェブサイト(通販あり)
住所:東京都千代田区神田小川町3-10-38
完食時間:9分48秒