神保町を代表する人気店の焼肉

できる編集部の進藤寛と申します。PC Watchの「実録! 編集飯」からスピンアウトしたこの企画、第9回をお送りします。

先週は夏バテのため失礼いたしました! その後夏バテも回復したので、今回以降は企画趣旨に沿ったお店を紹介していけるかと思います。とりわけ今回は、夏バテの反動か食欲旺盛だったので「神保町食肉センター」のランチ焼肉食べ放題に行ってきました。

「神保町食肉センター」外観。白山通り沿いにあります

「神保町食肉センター」は焼肉の専門店。ランチに焼肉の食べ放題をやっており、たった950円で45分間、焼肉を好きなだけ食べられます。

食べ放題なのに肉が新鮮で上質なのがポイントで、コストパフォーマンスの高さから人気も高く、ランチの時間帯には必ず行列ができるお店です。今回はピークタイムを外して14時ごろにお店に行ったのですが、それでも10人ほどの待ちができていました。

ランチ焼肉食べ放題 950円(制限時間45分)

店内の各席にはロースターが設置されており、火力が高いのか、肉が一瞬で焼けます。これにより焼き待ちの時間ロスを最小限に抑えられ、45分という制限時間をフル活用できます。

高火力ロースターのおかげで時間ロスが防げます

肉のおかわりは空のお皿と交換で

食べ放題のメニューは、初回注文では「Aセット:ネックピートロ(みそ味)&モモ(塩味)」「Bセット:ネックピートロ(みそ味)&モモ(たれ味)」「Cセット:朝採れハツ&レバー(塩味)」の3択から選びます。

2回目以降の注文は最初のお皿との交換で行います。引き続きセットで指定してもいいですし、好きな組み合わせ2つ(例えばピートロとレバーとか、もも塩味2つとか)で指定することもできます。また、セット以外に「麹鶏」という限定メニューも選択可能です。

注意点として、「Cセット:朝採れハツ&レバー(塩味)」と「麹鶏」は数量限定です。今回は残念ながらいずれも終わってしまっていたので、「ネックピートロ(みそ味)」と「モモ(塩味)」、「モモ(たれ味)」の3つの組み合わせを食べ続けました。

数量限定を狙うと行列が激しくなり、行列を避けると数量限定が狙えない、というトレードオフがもどかしいですが、レギュラーの3つが美味しいので、どう転んでも満足できるでしょう。

1皿目。Aセットのネックピートロ(左)とモモ塩味(右)

2皿目はBセット。ネックピートロ(左)とモモたれ味(右)です

3皿目はモモ塩味2つ

4皿目はモモ塩味とたれ味にしました

ロースターのコンディション維持がカギ!

オーダー時の戦略ですが、まず、ロースターの網は途中交換できない点に留意する必要があります。そのため、油分の多いネックピートロを立て続けに頼み過ぎると、火が上がって焼きにくくなったり焦げ付いたりと、網のコンディションが悪くなります。

メインでは油分の少ないモモを塩味とたれ味で使い分けつつ、要所要所でピートロを挟んでいく形が美しいのではないでしょうか。

網のコンディション管理に注意を払えば、時間いっぱい美味しく焼けます

とはいえ、ネックピートロがはずせない美味しさであることも事実です。とりわけ、みそ味だからかご飯との相性が抜群で、一緒に食べたときの破壊力がすごいです。

ネックピートロ・オン・ザ・ライス(大盛り)

肉に集中か? ライス&肉を満喫するか?

もちろん肉だけでなく、ご飯やオニオンスライス、ワカメスープなども食べ放題なので安心です。ご飯を食べ過ぎると肉が食べられなくなるので、人によって戦略が分かれるところですね。

周囲のお客さんのオーダーを見ていると、あえてご飯を少なめにしてその分肉を食べる、というスタイルの方も一定数いました。私は焼肉とご飯を一緒に食べるのが一番だと考えているので、ご飯は大盛りで2杯いただきました。

たったの950円で大盛りご飯2杯とワカメスープ2杯、オニオンスライスと4皿分の肉が食べられたので、コストパフォーマンスの高さは異常ですね。入店待ちを加味すると所要時間が1時間を超えそうな点と、服に匂いが付くのはネックですが、時間が取れて客先に行くことがなさそうな日には、真っ先に候補にしたいお店です。

お店:神保町食肉センター
住所:東京都千代田区神田神保町2-16
完食時間:45分