こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第13回をお送りします。

チャーハンをたらふく食べたいときは......

本日は無性にチャーハンが食べたい気分です。さらにやっかいなことに、かなり腹を空かせています。

こんなときにはどうするか? 「ヘルメットチャーハン」で有名だった徳萬殿が閉店してから、お困りの方もたくさんいらっしゃることと思います。私が思うに、こんなときは「ぶん華」に限ります! ということで、今回は「ぶん華」をご紹介いたします。

「ぶん華」は神保町二郎の少し北側にあります

「ぶん華」は神保町の中華料理屋さん。神保町二郎のやや北側、愛全公園(通称「愛煙公園」。神保町の喫煙者のオアシス)の真向かいに位置します。「CHINESE MINI RESTAURANT」という英字表記のシックな看板から、新しいお店のようにも見えますが、なんと1950年(昭和25年)創業の老舗です。

中華の激戦区である神保町で長く支持されていることで、歴史が証明していますが、安い・早い・旨い・加えて量が多いという、理想的な条件を兼ね備えたお店です! メニューは豊富でいずれも魅力的ですが、一番人気なのはやっぱり、店名を冠した「ぶん華ランチ」でしょう。

豊富なメニュー。一番人気は「ぶん華ランチ」か

「ぶん華ランチ」は、チャーハンとチンジャオロースーが一緒になったプレートメニューで、それぞれを単品で食べても抜群に旨いですが、一緒に食べるとあんかけチャーハンのようになり、また違った趣を味わえる食べ物です。

通常750円で、追加で100円払うと大盛りに変更できるのですが、大盛りにしたときに量が爆発的に増えるのがポイントです。

ぶん華ランチ大盛り 850円

この大ボリュームは、普通の「ぶん華ランチ」の2倍近くありそうなレベルです! 差額がたったの100円なのは何かの間違いではないかと不安になりますが、それだけこのお店が良心的だということです。

かくいう私も無事に食べきれるか、一瞬不安を覚えましたが、チャーハンがパラッと軽い仕上がりで、味付けも主張しすぎない感じで絶妙に食べやすかったので、問題なく完食できました。ピーマンもたくさん(丸々1個分くらい?)摂取できたので栄養面でもばっちりでしょう。

チャーハンが無性に食べたくなったときには、「ぶん華」を思い出すといいでしょう。

お店:ぶん華
住所:東京都千代田区神田神保町2-10
完食時間:16分20秒