こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第16回をお送りします。
いつか頼みたいと思っていた一杯が、ついに...
ここ神保町は「カレーの街」として有名で、欧風カレーの「ボンディ」やスマトラカレーの「共栄堂」、インドカレーの「エチオピア」など、数多くの名店がひしめきあっています。そんな中で、私の一番のお気に入りは、何といっても「ライスカレーまんてん」です!
「ライスカレーまんてん」は白山通りから少し路地に入ったところにあります
キーマカレーのような、給食のカレーのような、唯一無二の味わいを持つ「ライスカレーまんてん」のカレーは、一度食べたらやみつきになること間違いなし。コストパフォーマンスも異様に高く、大盛りのカレーがたった500円で食べられます! 近隣のサラリーマンや学生の強い味方といえましょう。
そんな「ライスカレーまんてん」のファンなら、一度は食べてみたい憧れのメニューがあります。それが今回挑戦した「全部のせ」です! その名の通り、ジャンボカレーという一番大きなカレーに、このお店で選択できるトッピングが全部のせられた代物で、カレーの街・神保町の中でも間違いなくナンバー1のボリュームを誇るカレーです。
食欲には自信のある私ですが、この「全部のせ」は作るのが大変そうなので、店員さんに遠慮してしまい、頼んだことがありませんでした。しかし、食べないと後悔するだろうという気持ちを抑えられず、今回思い切って挑戦に踏み切った次第です。
トッピングはカラッと揚げたて、いくらでも食べられる!
店内に入ると、店員さんに座る位置を案内されます。複数の席が空いている場合も、店員さんの案内に従って、指定された席に着席するようにしましょう。
着席すると、水とスプーン、アイスコーヒーが提供されます。同時に注文を聞かれるので、迅速に注文できるよう、着席までに注文を決めておくといいでしょう。
アイスコーヒーは食前に飲むもよし、食後まで取っておくもよし
ここで勇気を振り絞って、「全部のせください」と店員さんに伝えます。店員さんから、「量が多いけど大丈夫ですか?」と確認されたので、力強くうなずいて闘志をアピール。落ち着かない気持ちで待つことしばし、待望の「全部のせ」が到着しました!
全部のせ 1,050円
夢にまで見た「全部のせ」の実物を、ようやくこの目で拝むことができました。トッピングはコロッケ、トンカツ、ウインナー、シューマイ(シューマイに衣をつけて揚げたもの)の4種類です。
思った通りの異常なボリュームですが、不思議と完食できる確信がありました。というのも、こちらの揚げ物は注文を受けてから揚げるので、カラッと揚げたての状態で提供されるのです。そのため、ここの揚げ物で胃がもたれたことはこれまで一度もありません。
全部のせということで、溢れんばかりに揚げ物が盛られていますが、思った通りカラッと揚げられていて、全くしつこさがありません。おかげで、全て美味しく味わうことができ、危なげなく完食できました。
作るのは大変だったと思いますが、勇気を振り絞って注文した甲斐がありました! お店が忙しそうだと、なかなか注文しにくいメニューですが、チャンスがあればぜひ召し上がってみてください。
お店:ライスカレーまんてん
住所:東京都千代田区神田神保町1-54
完食時間:14分59秒