Androidスマートフォンのデータ通信を制限できる「データセーバー」機能は、Android 7.0(Nougat/ヌガー)の新機能です。このデータセーバー機能を使うことで、バックグラウンドで実行中のアプリのデータ通信を禁止したり、使用しているアプリのデータ通信に回数制限をかけたりできるようになります。

それにより、データ通信量を節約につながります。データ通信量が少ないプランを利用している場合、この機能を上手に利用することでデータ通信量を意図的に削減できます。さっそく設定方法と使い方を確認していきましょう

データセーバー機能をオンにする方法

1[設定]アプリを起動する

アンドロイドの[設定]アイコン

[設定]アイコンをタップして設定アプリを起動します。

2[設定]画面が表示された

アンドロイド版[設定]画面

[設定]画面が表示されたら、[モバイルデータ通信]をタップします。

3[モバイルデータ通信]画面が表示された

アンドロイド版[モバイルデータ通信]画面

[モバイルデータ通信]画面が表示されたら、画面を上方向にスワイプして、画面の下部を表示しましょう。

アンドロイド版[データセーバー]画面

[データセーバー]をタップしてください。

4[データセーバー]画面でデータセーバー機能をオンにする

アンドロイド版[データセーバー]画面

[データセーバー]画面が表示されます。画面の上部には「データセーバー」機能の解説が掲載されています。この画面でオフになっている[データセーバー]をタップしてオンに設定しましょう。

5データセーバー機能がオンに設定された

アンドロイド版[データセーバー]画面(オン状態)

[データセーバー]がオンになりました。データセーバー機能がオンになると、画面上部にアイコンが表示されます。

以上で「データセーバー機能」を有効(オン)にする方法は終了です。ここでは引き続き、有効にしたデータセーバー機能を無効(オフ)に戻す方法を解説します。

データセーバー機能をオフにする方法

6[設定]アプリを起動する

アンドロイドの[設定]アイコン

有効になっているデータセーバー機能をオフに戻すには、[設定]アイコンをタップして設定アプリを起動します。

7[設定]画面にデータセーバーの状態が表示された

アンドロイド版[設定]画面(データセーバーON状態)

[設定]画面が表示されました。データセーバー機能がオンになっていると、[設定]画面の上部に[データセーバー ON]と表示されます。この[データセーバー ON]をタップしましょう。

8データセーバー機能をオフに戻す

アンドロイド版[設定]画面(データセーバーをOFFにする画面)

[OFFにする]をタップすれば、データセーバー機能がオフに戻ります。

HINTデータ通信を制限しないアプリを個別に指定できる

データセーバー機能がオンになっている状態でも、例えばメッセンジャーアプリのようにデータ通信を制限したくないアプリがあるかもしれません。そんな時は、以下の手順で各アプリごとにデータ通信に制限をかけないアプリを選択できます。

[データセーバー]画面

[データセーバー]画面で、[インストール済みアプリ]と[システムアプリ]をタップすれば、個々のアプリに対してデータ通信を制限するかどうかを設定できます。データ通信を制限したくないアプリがある場合は、この画面で該当するアプリをオンに設定しましょう。