症状別の対策がわかり、サポート依頼も簡単に

Apple公式の「Appleサポート」アプリは海外で先行して配信されており、日本では2017年1月25日から配信になりました。

主な機能は、iPhoneやMacなど自分が所有しているApple製品のサポート情報(トラブルの対処方法など)の参照と、電話によるサポートや持ち込み修理などの依頼・予約です。

Apple サポート
App Store

1サポートが必要な製品を選択する

アプリの利用を開始すると、Apple IDにリンクしている製品の一覧が表示されます。不具合などでサポートが必要な製品をタップします。

2サポートを求める項目を選択する

選択した製品に対して、サポートを求めたい項目、トラブルの種類を選択します。

3詳しい症状を選択する

選択した項目の中で、詳しい症状を選択します。

4サポート方法を選択する

症状に対応したサポート方法や、サポートの記事(推奨記事)が提案されます。
症状により提案される方法は異なり、[電源が入らない]の場合は[持ち込み修理]が最初に提案されますが、[バッテリーに関する質問/トラブルシューティング]の場合はトラブルシューティング記事、[予期せぬ終了/再起動]の場合は電話による問い合わせの依頼が最初に表示されるなどします。

5持ち込み修理先を探す

持ち込み修理を行う場合は現在地最寄りの持ち込み修理可能なショップが表示され、地図上で探すこともできます。Apple Storeを選択した場合は、そのままオンライン予約も可能です。

複数の製品にインストールしておきたい

このアプリはAppleのサポートサイトよりも使いやすく、トラブルの解決方法を探したり、持ち込み修理を依頼したりといった手続きを気軽に利用できるようになります。

難点を挙げるとすれば、iPhoneが故障したときにiPhoneでアプリを起動できなかったり、製品そのものが使えないとアプリも使えない場合が想定される点です。iPhoneとiPadなど複数の製品を持っている場合は、両方にインストールしておくといいでしょう。

また、友達のiPhoneが急に故障したときに、自分のiPhoneでApple サポートを起動し、自分のiPhoneを選択して最寄りの修理依頼が可能な店を探すことも可能です(修理のオンライン予約をする場合は、当人のApple IDを使う必要があります)。ひんぱんに起動するものではありませんが、困ったときにあわてずに済む、心強いアプリです。

最初の画面で左上の人型のアイコンをタップすると[アカウント]画面が表示され、Apple IDの情報の確認や、持っている製品の確認などができます。

[最近の履歴]画面ではサポートを受けた履歴を確認できます。

[製品を選択して表示]をタップして表示される[お客様の製品]画面では、表示する製品を選択できます。過去に多くのApple製品を登録している人は、すでに使っていない製品をオフにしておきましょう。