不要なキャッシュの削除で容量を開放する
iPhone/Android版の[Dropbox]アプリでは、いちど表示したファイルを再表示するとき高速に表示できるよう、「キャッシュ」(一時保存される情報)として情報を保持します。
キャッシュは便利ですが、スマートフォンの容量を圧迫します。作業が終了してそれまで使っていたファイルを開く必要がなくなったときなどにキャッシュを削除して、空き容量を確保するようにしましょう。ここではiPhone[Dropbox]アプリを例に、キャッシュを削除する方法を解説します。
1[設定]画面を表示する
[Dropbox]アプリを起動して[最近]タブを表示しておき、画面左上の歯車のアイコンをタップします。
2キャッシュの削除(消去)を選択する
[設定]画面を下にスクロールし、[キャッシュを消去]をタップします。
3キャッシュの削除(消去)を実行する
[キャッシュを消去しますか?]という確認メッセージが表示されたら[キャッシュを消去]をタップします。するとキャッシュの削除が実行されます。
キャッシュ削除後のアプリの容量はどれくらい?
iPhoneでは、[設定]アプリの[一般]→[ストレージとiCloudの使用状況]→[ストレージを管理]の順にタップした[ストレージ]画面でアプリの容量を確認できます。[Dropbox]アプリがキャッシュの影響で数百MB程度まで大きくなっていた場合も、キャッシュを削除することで170MB前後にできます。
編集部で確認したところでは、キャッシュの増大→削除を繰り返すたびに、キャッシュ削除後の容量が少しずつ大きくなっていくようです(単純にキャッシュの削除を何度も繰り返しても容量は変わりません)
なお、インターネット接続がなくてもファイルを表示できる[オフライン]機能のために保存されているファイルについては、キャッシュを削除しても消えることはありません。