「大寒」「穀雨」「白露」「土用」など二十四節気を確認

日本のカレンダーには「啓蟄」や「夏至」などの二十四節気が記されているものが少なくありません。二十四節気とは、1年間を24の季節に分けて季節の移り変わりを示すもので、皆さんもテレビの天気予報で「本日は暦の上での立春です」などと紹介されるのをよく耳にしていると思います。土用の丑に鰻を食すのも二十四節気に関連する風習です。このように二十四節気は私たちの生活に非常になじみ深いものになっています。

ちなみに本日2017年4月4日は、二十四節気の「清明」(せいめい)です。Wikipediaによると「万物がすがすがしく明るく美しいころ。」を指し、中国の清明節は日本のお盆にあたり祖先のお墓参りを行う年中行事だそうです。

Googleカレンダーに二十四節気を表示するには、国立天文台の暦計算室が提供しているGoogleカレンダーを取り込むのが簡単です。暦計算室では二十四節気だけでなく、以下の5種類の天文現象をGoogleカレンダー用に配布しています。二十四節気は毎年同じ日付ではないので、Googleカレンダーで日付を正確に確認できれば大変便利です。

  • 日食・月食・日面経過(国立天文台暦計算室)
  • 国民の祝日および休日(国立天文台暦計算室)
  • 惑星現象(国立天文台暦計算室)
  • 朔弦望(国立天文台暦計算室)
  • 二十四節気・雑節(国立天文台暦計算室)

国立天文台の「暦計算室」ページにアクセスした上で、以下の手順を進めていきましょう。

1国立天文台「暦計算室」のWebページを表示する

国立天文台暦計算室のウェブサイトの画面

国立天文台「暦計算室」のWebページを表示し、[今月のこよみ powered by Google Calendar]をクリックします。

2[今月のこよみ powered by Google Calendar]ページが表示された

国立天文台「今月のこよみ powered by Google Calendar]のウェブページ

[今月のこよみ powered by Google Calendar]ページが表示されたら、[+Google Calendar]ボタンをクリックします。

3追加するカレンダーの種類を選択する

[これらのカレンダーを追加しますか?]画面

[これらのカレンダーを追加しますか?]画面が表示され、Googleカレンダーに追加するカレンダーの種類を選択できます。今回はここにある全てのカレンダーを追加するので[すべて追加]ボタンをクリックします(個別に追加する場合は、カレンダーの種類の横にある[追加]ボタンをクリック)。

4二十四節気カレンダーなどが追加された

Googleカレンダーに二十四節気などのカレンダーが追加された画面

選択したカレンダーが自分のGoogleカレンダーに追加されました。

HINT「暦Wiki」も便利!

国立天文台では「暦Wiki」という暦に関する情報ページも提供しています。「二十四節気とは?」や「中秋の名月とは?」など、暦に関する様々な情報が詳しく解説されていて便利です。

「暦Wiki」の画面

「暦Wiki」にある「二十四節気とは?」ページ