こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第52回をお送りします。
神保町の超人気うどん店が年に一度だけ「そうめん」を提供
早いもので、神保町近辺はすっかり夏らしい気候になっています。自分の中では、神保町で夏を告げる存在といえば、何と言っても「うどん 丸香」(まるか)のそうめんです!
丸香といえば連日行列ができる、神保町内でも1、2を争う超人気のうどん店。普段はうどん専門のこちらのお店ですが、七夕(7月7日)から数量限定でそうめんを振る舞うのが毎年の恒例となっています。というわけで今回は夏の訪れを感じるべく、丸香に伺って参りました!
言わずと知れた神保町の超人気店「うどん 丸香」は、靖国通りから1本入った道沿いにあります
初めて丸香のそうめんの存在を知ったのは、今から2年前でした。会社の喫煙所で先輩から話を聞いたのが最初です。その先輩は「そうめんってこんなにうまかったのかと思った」「自分の中のそうめん観が変わった」などと激賞しており、そこまで言われるほどならば是非とも食べなくては! と丸香に伺ったものの、すでに完売していて、たいそう悔しい思いを味わいました。
翌年はそのときの反省もあって、七夕当日に丸香に伺いました。1年越しの念願が叶って無事ありつけたそうめんの味は、感動するほど美味しかったように思います。
しかし、がっつき過ぎてダシ(つゆ)が途中で薄くなったのに、追加を頼みそこねて、最後が薄味のそうめんになってしまったことだけは、ずっと後悔していました。ダシの追加は無料でお願いできるのですが、お店の人に声をかけるタイミングがつかめず、そのまま食べ終えてしまったのでした。
今年は過去2年の反省を踏まえて、「七夕当日に伺う」「ダシを途中で追加してもらう」という2点を厳守すると心に決め、丸香へ伺いました。
いつも大盛況な丸香ですが、七夕はいつもよりさらに行列が長い気がします。お茶の水小学校の交差点近くまで列が伸びていました。そうは言っても、しばらく列に並んであのそうめんを食べられるのなら、これくらいはお安い御用です。そわそわしながら待つことしばし、並び位置が店舗の前辺りまで差し掛かったところで、メニューが配られます。
「香川のそうめん」は限定720食のようです。1年に1度ということもあり、「特大」以外の選択肢はありません
「特大」では、なんと5束分のそうめんが食べられます! 今回はさらにここに「ちくわ天」も追加してオーダーすることにいたしました。店員さんに注文を伝えてからほどなくして無事入店でき、席に案内されます。そこからは非常にスピーディーで、すぐにお目当てのそうめんが到着いたしました!
香川のそうめん特大 800円/ちくわ天 180円
※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています