Twitterとの連携はライブ中継に不可欠
Ustreamは、リアルタイムに流れる3つの「ストリーム」で成り立っています。1つ目は映像、2つ目は音声、そして3つ目は、みんなの発言が集まった「ソーシャルストリーム」です。
テレビや従来の動画サービスに対するUstreamの最大の特徴は、このソーシャルストリームにあります。ソーシャルストリームはTwitter、FaceBookなど外部のリアルタイムコミュニケーション機能を持つソーシャルサービスと連携する機能です。
Ustreamでライブ中継をするならば、Twitterの活用は必須です。Twitterのアカウントを作成する際には、Ustreamと同じユーザー名にすることをおすすめします。
Twitterのアカウントを作成する
1.Twitterのサイトにアクセスする
2.アカウント作成のための情報を入力する
Twitterでツイートする
1.ツイートする
他のユーザーをフォローする
1.友だちや有名人を検索する
2.フォローする
3.フォローしたユーザーのツイートがタイムラインに表示される
[ヒント]Twitterが番組を広げてくれる
Ustreamの番組は、Twitterによって広まり、多くの人に知られていきます。あなたの番組の視聴ユーザーがソーシャルストリームにツイートすると同時にTwitter上にも表示され、番組のURLが自動的に記載されます。すると、そのツイートを見た人がURLにアクセスし、新たな視聴ユーザーとなるのです。こうした流れで雪だるま式に視聴ユーザーを増やすことが可能です。
[ヒント]「フォロー」がコミュニケーションの基本
アカウントを作成したばかりのTwitterは、他のユーザーのツイートが見えず、自分のツイートが他のユーザーに見られることもない状態です。他のユーザーを「フォロー」すると、そのユーザーのツイートが自分のホーム画面に表示されるようになり、他のユーザーからフォローされることで、自分のツイートが相手のホーム画面に表示されるようになります。[フォローしている][フォローされている]の数はホーム画面に表示され、これらの数が多いほど、一般に活発なコミュニケーションをしていると考えられます。これらの数が増えることは、Ustreamで番組を楽しみにしてくれる視聴ユーザーを増やすことにもつながります。
[ヒント]返信やダイレクトメッセージでコミュニケーションしよう
「@dekirunet こんにちは!」のように「@相手のユーザー名」と入力してツイートすると、相手が自分宛の「返信」として見つけやすくなり、また、相手に自分がフォローされていなくてもツイートを届けられるようになります。気になるユーザーには、機会を見て返信を送り、コミュニケーションを取るようにしてみましょう。このとき、返信の内容は誰でも見ることができます。秘密の相談をしたい場合などには、第三者に見られることがない「ダイレクトメッセージ」という機能があります。お互いにフォローしているか、相手からフォローされている場合、相手のホーム画面からダイレクトメッセージを送ることができます。
[ヒント]クライアントソフトを使おう
UstreamとTwitterは、コミュニケーション機能としては両輪のような存在です。ライブ中継をしていない間も、Twitterでは多くのユーザーがツイートし、コミュニケーションが行われています。そこに参加することで、自分の番組に興味を持ってくれるユーザーを増やしたり、視聴したい番組に出合ったりと、さまざまな新しい刺激を受けることができるでしょう。そのためには、Twitterをブラウザーから使うだけでなく、さまざまな環境に合わせた、使いやすいクライアントソフト(パソコン用ソフトやiPhoneアプリなど)の利用をおすすめします。それぞれに画面の見やすさや操作性に工夫をこらした多数のクライアントソフトがあり、いくつか試してみるといいでしょう。自分に合うクライアントソフトが見つかると、それだけでTwitterがずっと楽しくなります。パソコン用でおすすめなのは「HootSuite(http://hootsuite.com/ ブラウザーから利用)」や「TweetDeck(http://www.tweetdeck.com/ Windows/Mac に対応)」など。複数のタイムラインを並べて表示でき、多くのツイートを同時に見られるようになります。iPhoneアプリも「Echofon for iPhone」、Twitter公式の「Twitter for iPhone」など多数があり、写真付きのツイートが簡単にできるなどの特長があります。