テーマの色はどうやって選べばいいの?

テーマを選ぶときは、スライドの内容と合っているかどうかが一番重要です。色の持つ心理的効果や、あるものからイメージする共通の色を使うと効果があります。

また、コーポレートカラーがあるときは、積極的に利用すると印象に残りやすくなります。

色の心理効果

プラスの効果 マイナスの効果
知的、信頼、平和といったイメージがあり、精神を安定させたり、集中力を促進させる効果がある。世界中で最も好まれる色でもある保守的でありきたりなイメージがある
くつろぎ、安息といったイメージがあり、ストレスを減少させたり、緊張を緩和する効果がある未熟のイメージや催眠作用がある
上品、神秘的なイメージがある不幸な気分や不安を増大させる
希望や幸福といったイメージと共に、黒と組み合わせることで注意や警告を促すこともある子どもっぽいイメージに見られがち
エネルギー、情熱といったイメージで、人を元気づけ、より活発にさせる効果がある使い過ぎると、怒りやストレスといったマイナスのイメージが強くなり圧迫感を感じる

色を多用しても大丈夫?

スライドに使われている色の数が多過ぎると、重要なポイントがぼやけてしまいます。背景の色を含めて全部で3 ~ 5色以内でまとめるようにしましょう。

聞き手の印象に残る配色とは

スライドの配色は、そのときの思い付きで色を付けるのではなく、あらかじめルールを決めておくと統一感が生まれます。例えば、スライドの中で強調する個所を常に同じ色とすることで、聞き手の印象に残りやすくなります。