公衆無線LANサービス(無料Wi-Fiスポット)の普及により、外出先での通信環境はたいへん便利になりました。ただ一方で、無料のWi-Fiスポットの中には通信速度が遅くて不安定なサービスも少なくありません。
こうした「弱Wi-Fi」に自動接続されてかえって不便になることを皮肉った、コラムニストのジェーン・スーさんによる以下のツイートも話題になりました。
地下鉄とかで知らないうちに拾っちゃう弱Wi-Fiって、自ら首突っ込んできて「やるやる!」って安請け合いしたくせに仕事振ったら振ったで全然レス返ってこない人みたいでほんと腹立つな
— ジェーン・スー@「今夜もカネで解決だ」 (@janesu112) 2017年6月21日
iOS 11では、Wi-Fiネットワークごとに自動接続するかどうかを自分で設定できるようになりました。この機能を使って「弱Wi-Fi」への自動接続をオフにしておけば、以後iPhoneが自動的に弱Wi-Fiに接続することはなくなります。
Wi-Fiスポットに接続したものの通信が不安定だったり速度が不十分だったりしたときは、以下の手順で自動接続をオフにするといいでしょう。
1iPhoneの[設定]アプリを起動する
iPhoneのホーム画面で[設定]アイコンをタップして[設定]アプリを起動します。
2設定の[Wi-Fi]画面を表示する
iPhoneの[設定]画面が表示されたら、[Wi-Fi]をタップします。
3[Wi-Fi]画面が表示された
[Wi-Fi]画面が表示されたら、接続中のWi-Fiネットワークの右にある[i]アイコンをタップします。
4Wi-Fiネットワークの自動接続をオフにする
選択したWi-Fiネットワークの詳細画面が表示されます。この画面で[自動接続]をタップしてオフに設定すれば操作は完了です。
こうして自動接続をオフにすれば、次回そのWi-Fiネットワークが検出されても自動接続されなくなります。Wi-Fiネットワークごとにオンとオフを使い分けられるので便利です。