App Storeのビデオ再生をオフにして「ギガ」を節約

「iOS 11にアップデートしたらデータ通信量（通称「ギガ」）が増えた問題」の解決策の1つとして、先日は「iCloudフォトライブラリのアップデート時のモバイルデータ通信をオフにする方法」を紹介しました。これはこれでモバイルデータ通信量の削減に一定の効果は見込めると思いますが、考えうる対策はそれだけではありません。

iOS 11では、App Store内のビデオ再生を行う通信環境の設定が可能になったのですが、既定の設定ではモバイルデータ通信での再生が有効になっています。この設定を変更して、App Storeのビデオ再生を「Wi-Fiのみ」または「オフ」にしてしまえば、モバイルデータ通信の通信量の削減が見込めます。

モバイルデータ通信のデータ容量が少ないプランで契約している人はもちろん、月末にいつも「今月はもう残りのギガが少なくて......」とお嘆きの方にも効果的なTipsです。この機会にぜひ設定方法をマスターしておきましょう。

1iPhoneの［設定］アプリを起動する

iPhoneのホーム画面で［設定］アイコンをタップし、［設定］アプリを起動します。

2［iTunes StoreとApp Store］の設定画面を表示する

iPhoneの［設定］画面が表示されたら、画画面を下方向にスクロールして［iTunes StoreとApp Store］をタップします。

3［iTunes StoreとApp Store］画面が表示された

［iTunes StoreとApp Store］画面が表示されたら、［ビデオの自動再生］をタップします。

4［ビデオの自動再生］の設定を変更する

［ビデオの自動再信］画面が表示されました。通常は既定で［オン］の状態になっており、モバイルデータ通信を使ってビデオの再生が行われる設定になっています。［Wi-Fiのみ］をタップして、モバイルデータ通信時はビデオが自動再生されないようにしましょう。

以上で設定は完了です。今後はビデオの自動再生はWi-Fi接続時にのみ行われるようになるので、モバイルデータ通信の容量をこれまでより抑えられるはずです。