スマホ+パソコンを使った調べものをシームレスに

2017年10月に配信されたWindows 10の大型アップデート「Fall Creators Update」の新機能の1つに、スマートフォンとの連携の強化があります。[設定]に[電話]という項目が加わり、スマートフォンを登録可能になりました。

同時に、パソコンとの連携機能を持つアプリも提供されています。iPhone向けの[Continue on PC]は、Safariの共有機能にWindows 10との連携機能を追加するアプリで、Safariで表示中のWebページをパソコンに送り、Microsoft Edgeで開くことができます。

外出中にスマートフォンで調べものや情報収集をしていて、パソコンがある場所に着いたときには、この機能を使って画面の広いパソコンで作業をスムーズに継続できます。最初の設定の方法を、Webページを送る方法を解説します。

Windows 10にiPhoneを登録する

1[電話]を選択する

[設定]画面で[電話]をクリックし、[電話]画面で[電話の追加]をクリックします。

2電話番号を入力する

iPhoneの電話番号を入力(左の欄では[JP(+81)]を選択)して[送信]をクリックします。するとiPhoneにSMSが送信されます。

iPhoneで[Continue on PC]を利用する

パソコンにiPhoneを登録できたら、iPhoneにアプリをインストールします。iPhoneに送信されるSMSにはダウンロードのためのURLが記載されていますが、そのURLをタップして開けない場合は、以下のリンクを開いて[Continue on PC]をダウンロードしてください。

Continue on PCContinue on PC
iPhone(App Store)

1共有を開始する

[Continue on PC]をインストールし、最初に表示される説明(英語)を確認します。その後、Safariを起動してWebページを表示し、共有ボタンをタップします。

2共有するアプリの追加を開始する

共有メニューが表示されましたが、[Continue on PC]のインストール直後はメニューに表示されません。メニュー上段の[その他]をタップします。

3[Continue on PC]を追加する

[アクティビティ]の一覧が表示されたら[Continue on PC]をオンにして[完了]をタップします。

4[Continue on PC]を選択する

共有メニューに戻ったら[Continue on PC]をタップします。

5Microsoftアカウントでサインインする

初めて利用するときは[サインインして電話を...]の画面が表示されるので、[サインイン]をタップしてMicrosoftアカウントでサインインします。一度サインインすれば、次回以降この画面は表示されません。

6Webページを送信するパソコンを選択する

[このURLを開くPCを選択する]の画面に、起動中のパソコンの一覧が表示されます。パソコンを選択しましょう。起動中のパソコンがない場合は[後で続行]をタップすると、Webページがパソコンに通知され、あとで開くことができます。

パソコンで送信したWebページを開く

起動中のパソコンを選択した場合は、自動的にMicrosoft Edgeが起動してWebページが表示されます。[後で続行]の場合は、アクションセンターから通知を確認できます。

起動中のパソコンでは自動的にMicrosoft Edgeが起動してWebページが表示されます。

アクションセンターの通知をクリックすると、Microsoft Edgeで表示できます。