以下の例は、「商品別の売上高」と「来店者数」を表した折れ線グラフです。一番上にある明るい緑の折れ線が来店者数ですが、売上高と来店者数でそもそも数値の差が大きすぎるため、2つの関係性が見いだせなくなってしまいました。
こういった場合は、来店者数を棒グラフにして、売上高と来店者数のそれぞれに縦(値)軸の目盛りを表示するといいでしょう。
最初はすべてのデータを棒グラフで表しますが、後から特定のデータを折れ線グラフに変更し、第2軸を設定します。PowerPoint 2016では、[グラフの種類の変更]ダイアログボックスで[組み合わせ]を選ぶと、グラフの種類と第2軸を簡単に設定できます。
操作結果の図のように、1つのグラフの中に異なる種類のグラフを組み合わせたものをグラフのことを「複合グラフ」と呼びます。この例では、「来店数と商品別の売り上げに関係性があるのかどうか」をひと目で確認できるようになります。