「異なる場所の天気が読み上げられた」ときの対処方法
アマゾンのスマートスピーカー「Amazon Echo」(アマゾンエコー)のセットアップが終わったら、多くの人がまずやってみるのが「天気の確認」ではないでしょうか? 「アレクサ、今日の天気は?」と声をかけると、Echoが設置されている場所の天気予報を音声で案内してくれます。
ところが、いざ実際にやってみると、「自分の住所と違う地域の天気を案内された」という人が少なくないようです。
こんな経験はありませんか?
Amazon Echoを購入すると、購入者のアカウント情報が登録された状態でEchoが出荷されます。この際に、「購入者の住所」が「Echoの所在地」として正しく登録されていなかったようです。念のため、スマートフォンでAmazon Alexa(アマゾンアレクサ)アプリを起動して確認してみます。
Alexaアプリを起動すれば、Echoで行った操作を確認できます。上の画面では「一番町, 日本の天気」とあり、東京都千代田区一番町の天気を答えたことがわかります。
なお今回、筆者はAmazon Echoを神奈川県で購入し、同県の自宅で受け取りました。ではなぜEchoは一番町の天気予報を案内してきたのでしょうか? これまで一番町で暮らしたことも、一番町の勤務先に勤めたこともありません。いずれにしても一番町の天気予報は必要ないので、Amazon Echoに登録されている住所の変更が必要です。
Amazon Echoに登録されている住所(所在地)の変更は、以下の流れで行います。
Amazon Echoの「デバイスの所在地」の変更方法の流れ
- Alexaアプリで[設定]画面を表示する
- [設定]画面でEchoデバイスを選択する
- 「デバイスの所在地」を設定する
操作画面付きの詳しい手順は、以下の記事をご覧ください
Echoの「デバイスの所在地」を変更する方法
1アレクサアプリの[メニュー]アイコンをタップする
Alexaアプリを起動し、ホーム画面の左上にある[メニュー]アイコン([三]アイコン)をタップします。
2アレクサアプリのメニューで[設定]を選択する
表示されたメニューで[設定]をタップします。
3[デバイス]画面でエコー端末を選択する
[デバイス]画面が表示され、アマゾンに登録されている端末やアプリの一覧が表示されます。この画面で、自分のEcho端末をタップします。
4デバイスの詳細画面が表示された
デバイスの詳細情報が表示されました。画面をした方向にスクロールすると[デバイスの所在地]という項目があり、Echoの所在地として登録されている住所が表示されます。上の画面では「102-0075」という郵便番号だけが表示されています。住所を変更する場合は[編集]をタップします。
5登録されているエコーの所在地が表示された
デバイスの所在地を変更する画面が表示されました。登録されているEchoの所在地を確認しましょう。上の画面では「102-0075」という郵便番号だけが登録されており、詳しい住所が登録されていないことがわかります。
6エコーの所在地を登録する
誤った住所を削除して、Echoを使用する住所を入力していきます。郵便番号だけでなく、住所も正確に入力していきましょう。
Echoの所在地を最後まで入力したら、[保存]ボタンをクリックします。これでAmazon Echoの「所在地」が更新されました。
以上でAmazon Echoの所在地を正しいものに変更できました。ちなみに、Amazonが出荷時にEchoに登録していた「102-0075」という郵便番号ですが、これは約3年前まで勤務先があった千代田区三番町の郵便番号です(一番町と三番町は同じ郵便番号)。
すでに勤務先の移転から3年近く経っており、筆者のアマゾンアカウントから当時の住所も削除してあります。なのでなぜ今購入したAmazon Echoに三番町の郵便番号が登録されていたのかはわかりません。皆さんもEchoが届いたら、所在地に登録されている情報を確認しておくことをお勧めします。