相手に通知されない「あとで読む」機能
Twitterのモバイルアプリで、一部のユーザーに「ブックマーク」機能が追加されています。「ブックマーク」機能は2017年末に追加が示唆されていたものですが、機能が話題になりだしたのは最近(2018年2月)。Androidアプリでは利用できるユーザーが多く、iPhoneでも少しずつ増えている、という状態のようです。
従来は、あとで読み返したいツイートに「いいね!」機能で目印を付けている人も多かったでしょう。しかし「いいね!」を付けたツイートがフォロワーに表示される仕様になり、個人的なメモとしては使いにくくなりました。
「ブックマーク」はその代わりの役割になるでしょう。ユーザーはツイートをブックマークに追加し、あとで一覧から読むことができます。
編集部で確認したところでは、「いいね!」との大きな違いは「相手に通知されない」という点です。相手に気持ちを伝えるものではなく、完全に個人的なメモ機能となります。「いいね!」のようにフォロワーに表示されることもなく、ほかのユーザーのブックマークを見ることもできません。
ブックマークを利用できるユーザーは今後増えて行くと予想されますが、2018年2月19日時点で編集部で確認したところでは、「Androidアプリでブックマークを使えるが、iPhoneアプリでは使えないユーザー」と「どちらでもブックマークを使えないユーザー」がいました。なおTwitterのWebページからは、ブックマーク機能が使えませんでした。
ここでは、Androidアプリを例にブックマーク機能の使い方を解説します。
ツイートをブックマークに追加する
1共有ボタンをタップする
ツイートを表示して、右下の共有ボタンをタップします。ここに[ダイレクトメッセージ]ボタンが表示されているユーザーは、まだブックマーク機能を利用できません。
2ブックマークに追加する
[ブックマークに追加]をタップすると、ブックマークに追加されます。
ブックマークを表示する
1メニューからブックマークを選択する
画面左上の自分のアイコンをタップしてメニューを表示し、[ブックマーク]をタップします。まだブックマーク機能が利用できないユーザーは、この項目が表示されません。
2ブックマークが表示された
これまでにブックマークしたツイートが、新しく追加した順に表示されました。
3ブックマークを削除する
ツイートの共有ボタンをタップして[ツイートをブックマークから削除]をタップすると、そのツイートを削除できます。
また、画面右上にある3つの点のメニューボタンをタップすると、[すべてのブックマークを削除]を利用できます。