OCRとはOptical Character Recognitionの略で、スキャナーで読み取った画像データを、テキストデータに変換する文字認識ソフトウェアです。OCRは蛍光灯やLEDを光源としたスキャナーと連携して利用されるため、名称にOpticalという文字が入っています。JPEG等の画像は画像データしか保存できませんが、PDFはスキャンしたドキュメントの画像データと、OCRで作成したテキストデータを１つのファイルとして保存できます。PDFファイルでは検索するときに、画像検索とテキスト検索の両方が利用できます。特にドキュメントの量が増加したときには便利です。また、OCRでドキュメントをテキスト変換すると、紙文書をスキャンしてワープロや表計算ソフトで再利用できるようになります。OCRのデータは作成に少し時間がかかりますが、検索等のメリットは大きいので、常にオンにして利用することをおすすめします。