スマホを横向きにすると回転ボタンが現れる
最新のAndroid「Android 9 Pie」にアップデート可能な端末が増え、新機能を体験できるようになっています。地味ながら便利な新機能に「画面の手動による回転機能」があります。
従来のスマートフォンでは、自動回転にすると動画を見るときなどに便利ですが、寝転んで利用しているときになどに意図せず回転してしまい、不便に感じることもありました。必要に応じて自動回転を切り替える操作も通知領域の開閉が手間で、わずらわしく感じることも多かったでしょう。
Android 9では、自動回転を無効にしていても、スマートフォンを横に向けたときにナビゲーションバーに画面の回転ボタンが表示されるようになりました。これによって、通知領域を開くことなく必要に応じて画面を回転でき、さまざまなアプリで快適に利用できます。
1スマホを縦にした状態
スマートフォンを縦にしてChromeでWebページを表示した状態です。このままスマートフォンを横向きにしてみましょう。
2横にして回転ボタンを押す
画面の自動回転を無効にしている場合、スマートフォンを横向きにしても画面は回転しません。その代わり、ナビゲーションバーの端にうっすらと回転ボタンが表示されるので、これをタップします。
※なお、自動回転を有効にしている場合は表示されません(自動回転します)。また、回転ボタンは数秒間押さないでいると自動的に消えます。
3画面が回転した
画面が回転し、Webページが横長に表示されました。
4画面を縦に戻す
次にスマートフォンを縦に戻すと、やはり画面は自動的には回転しません。ナビゲーションバーの回転ボタンをタップして、画面を縦に戻しましょう。
マップやカレンダーでも使える
手動での回転機能は、画面の回転に対応した多くのアプリで利用できます。YouTubeのような動画アプリはもちろん、マップやカレンダーでも必要に応じて回転でき、なかなかに便利です。
YouTubeの場合は全画面再生することで自動的に横向きになりますが、回転ボタンも利用可能です(横向きにすると全画面再生されます)。
マップで回転を利用すると、見やすい向きで地図を利用できるようになります。